1932年生まれ(今回のツアーは、80歳を祝うという副題つき)の、フランスの名映画音楽作曲家/ジャズ・ピアニスト(2011年9月3日)の特別仕立て公演。錦糸町・すみだトリフォニーホール。2部形式で、1部はピアノ・トリオにて。2部は新日本フィルハーモニー交響楽団との共演を見せる。
会場でもらったリーフレットにドラマーのフランソワ・レゾーは仏プログ(レッシヴ)・ロックの雄であるマグマにいたと書いてあったような気がするが、マグマはドラム他の絶対的リーダーであるクリスチャン・ヴァンデが率いるバンドであるはずだから??? でも、そのヴァンデはジャズ・フリークだったんだっけ? 20世紀最良の都市型アフリカン・アメリカン表現であるジャズが世界中にまいた種は本当に膨大で、末広がりだ。
公演1部では、自作曲をやっているからでもあるだろうが、本場のジャズとは異なる佇まいをもつ、多分にメロディアスでもある演奏を披露。確か、昨年の公演では、ルグランは指をペロペロなめながらピアノを弾いたと記憶するが。今回それはなし。また、曲によってはスーダラな感じで、ルグランは歌もうたう。すると、一気に我が道を行く、オイラ好々爺濃度がぞわ〜んと高まる。その様は、2日前にここで見た東欧ジプシー軍団(2012年9月30日)のはっちゃけ具合と同じではと、思わずにはいられず。上品洒脱と目を輝かせる聞き手はこういう記載を見ると、ムカつかくのかな。まあ、もともと持って生まれたものもあるだろうし、洒脱なのは間違いないが、少なくても年配になったルグランはある意味お高くなく、下世話になっているところがあるんかないか。
ステージ背後にオーケストラ員をどかんと従えた(ある曲では、打楽器系奏者が4、5人いたな。ピアノ・トリオのリズム隊もそのまま参加)2部はルグランも蝶ネクタイを付け、ジャケットを羽織って出てくる。長めの1曲目の「シェブールの雨傘」では指揮を取る。彼がピアノを弾く場合は、竹本泰蔵(2012年8月28日)が指揮。ステージ中央前面にはハープがおいてありハテナと思っていたら、途中でキャサリン・ミシェルという上品なおばあさんが出て来て、それを弾く。MCによれば奥様だそうで、若い頃はさぞや上玉だったんだろうと思わせるものあり。その演奏についてどうこう言う知識も経験も持っていないが、達者な指さばきで、情実出演という言葉は思い浮かばず。彼女のハープ音が活きる映画「おもいでの夏」のテーマ曲はルグランの作曲であったか。ぼくが中学生のとき最初に友達と映画館に行って見た洋画(「小さな恋のメロディ」の併映作品)で、甘酸っぱい気持ちになった。
終演後は、クラシック系公演特有の、“しつこい儀式”が続く。でも、観客も本人もうれしそう。その際、ルグランに花やプレゼントを手渡す人もいた。
<今日の、ナミダ>
今週2度目の、錦糸町行き。帰りに、近隣在住の舎弟ラッパーを呼び出して飲む。ビッグ・ダディ・ケイン(2012年4月26)を一緒に見に行っていらい会うか。そして、清澄白河駅近くの中華料理店にはいったのだが、ここがとんでもないへでなし。なんだ、あの一品料理の情けなさ、まずさは。値段は普通に取るのに、なぜに潰れず商いできている? 下町、イケてねー。実は帰宅してから、オレはどうしてあの店で飲食してしまったのかと、悲しみをおおいに覚えた。そりゃ、飲食店に当たり外れはあるが、今日日あそこまでエエエなのはちょい記憶がない。店に入ったとき、違和感を感じたのは確かで、なぜ本能に従わなかったか。舎弟も途中から、なんじゃあこの店と言っていたが、駅から近いしここでいい?と店を選んだのは彼のほう。下町に過度のプライドを持っている御仁ゆえ、痛恨の極みと思いつめ、自決しないか心配である。
会場でもらったリーフレットにドラマーのフランソワ・レゾーは仏プログ(レッシヴ)・ロックの雄であるマグマにいたと書いてあったような気がするが、マグマはドラム他の絶対的リーダーであるクリスチャン・ヴァンデが率いるバンドであるはずだから??? でも、そのヴァンデはジャズ・フリークだったんだっけ? 20世紀最良の都市型アフリカン・アメリカン表現であるジャズが世界中にまいた種は本当に膨大で、末広がりだ。
公演1部では、自作曲をやっているからでもあるだろうが、本場のジャズとは異なる佇まいをもつ、多分にメロディアスでもある演奏を披露。確か、昨年の公演では、ルグランは指をペロペロなめながらピアノを弾いたと記憶するが。今回それはなし。また、曲によってはスーダラな感じで、ルグランは歌もうたう。すると、一気に我が道を行く、オイラ好々爺濃度がぞわ〜んと高まる。その様は、2日前にここで見た東欧ジプシー軍団(2012年9月30日)のはっちゃけ具合と同じではと、思わずにはいられず。上品洒脱と目を輝かせる聞き手はこういう記載を見ると、ムカつかくのかな。まあ、もともと持って生まれたものもあるだろうし、洒脱なのは間違いないが、少なくても年配になったルグランはある意味お高くなく、下世話になっているところがあるんかないか。
ステージ背後にオーケストラ員をどかんと従えた(ある曲では、打楽器系奏者が4、5人いたな。ピアノ・トリオのリズム隊もそのまま参加)2部はルグランも蝶ネクタイを付け、ジャケットを羽織って出てくる。長めの1曲目の「シェブールの雨傘」では指揮を取る。彼がピアノを弾く場合は、竹本泰蔵(2012年8月28日)が指揮。ステージ中央前面にはハープがおいてありハテナと思っていたら、途中でキャサリン・ミシェルという上品なおばあさんが出て来て、それを弾く。MCによれば奥様だそうで、若い頃はさぞや上玉だったんだろうと思わせるものあり。その演奏についてどうこう言う知識も経験も持っていないが、達者な指さばきで、情実出演という言葉は思い浮かばず。彼女のハープ音が活きる映画「おもいでの夏」のテーマ曲はルグランの作曲であったか。ぼくが中学生のとき最初に友達と映画館に行って見た洋画(「小さな恋のメロディ」の併映作品)で、甘酸っぱい気持ちになった。
終演後は、クラシック系公演特有の、“しつこい儀式”が続く。でも、観客も本人もうれしそう。その際、ルグランに花やプレゼントを手渡す人もいた。
<今日の、ナミダ>
今週2度目の、錦糸町行き。帰りに、近隣在住の舎弟ラッパーを呼び出して飲む。ビッグ・ダディ・ケイン(2012年4月26)を一緒に見に行っていらい会うか。そして、清澄白河駅近くの中華料理店にはいったのだが、ここがとんでもないへでなし。なんだ、あの一品料理の情けなさ、まずさは。値段は普通に取るのに、なぜに潰れず商いできている? 下町、イケてねー。実は帰宅してから、オレはどうしてあの店で飲食してしまったのかと、悲しみをおおいに覚えた。そりゃ、飲食店に当たり外れはあるが、今日日あそこまでエエエなのはちょい記憶がない。店に入ったとき、違和感を感じたのは確かで、なぜ本能に従わなかったか。舎弟も途中から、なんじゃあこの店と言っていたが、駅から近いしここでいい?と店を選んだのは彼のほう。下町に過度のプライドを持っている御仁ゆえ、痛恨の極みと思いつめ、自決しないか心配である。
コメント