ワールド・ビート〜究極のジプシー・オーケストラ
2012年9月30日 音楽 その公演副題にあるように、タラフ・ドゥ・ハイドゥークス(2007年9月26日、他)とコチャニ・オーケスター(2001年9月2日)、ブラス中心と弦楽器中心という違いはあるもの、ともに10人を超える東欧のジプシー系の大所帯集団をジョイントさせた公演。で、このルーマニアのクレジャニ村とマケドニアのコチャニ村の野放し集団は一緒に『バンド・オブ・ジプシー』という完全共演作を出しているものの、ここまで一緒に重なるとは思いもよらなかった。実は両者は“ジプシー・サマー2001”という公演(2001年9月2日)に共に出ているのだが、あのときはそれぞれに別にやって、アンコールだけ一緒に演奏したいのだが、今回は8割強は一緒にステージにあがっていたんじゃないか。それはどんどん国外でライヴをする機会を重ねている彼らの進化の表れか。へえ〜、と見ちゃいました。
面白いのは、面々のステージ配置が、アコーディオンとブラスや笛の奏者は左右に呉越同舟的に位置したこと(チューバ系の低音金管はステジ中央後方に)。見た目も、一つの楽団みたい。両グループは言葉も音楽流儀もそれなりに異なるはずだが和気あいあい、次から次へと活力ある合同演奏が送り出される。微妙な共通項と耳の力で勝負、なのかな。時に入るヴォーカル・ナンバーもやはりいい感じだし、また曲によってはクイーン・ハリシュ(2007年9月26日)や外国人女性ダンサーが出て来て華を添えもする。と、いろいろあり。そして、そこからは生活力とある種の強力なペーソスがあざやかに立ち上がる。
錦糸町・すみだトリフォニーホール。客の反応が熱く、東欧ジプシー音楽の固定ファンもけっこういたと思わされる。メンバーたちによる終演後のおひねり目当てのホワイエ演奏ももちろんあった。それ、おなじみの風景ナリ。
<今日の、錦糸町>
地下鉄半蔵門線は水天宮をすぎると線路のRが続くのか、スピードがけっこう落ちるような。とくに清澄白河の手前は線路の摩擦音も大きく、毎日乗るとストレス溜まりそうと感じた。台風で強風の、休日。ライヴ終了後、同業先輩と焼き肉屋に流れる。風が強くて、思わず手近なところに入ってしまった。焼き肉屋はかなり久しぶりなような。肉欲、落ちているんだろう。なかなか肉を厚めに切ってサーヴするお店でした。
面白いのは、面々のステージ配置が、アコーディオンとブラスや笛の奏者は左右に呉越同舟的に位置したこと(チューバ系の低音金管はステジ中央後方に)。見た目も、一つの楽団みたい。両グループは言葉も音楽流儀もそれなりに異なるはずだが和気あいあい、次から次へと活力ある合同演奏が送り出される。微妙な共通項と耳の力で勝負、なのかな。時に入るヴォーカル・ナンバーもやはりいい感じだし、また曲によってはクイーン・ハリシュ(2007年9月26日)や外国人女性ダンサーが出て来て華を添えもする。と、いろいろあり。そして、そこからは生活力とある種の強力なペーソスがあざやかに立ち上がる。
錦糸町・すみだトリフォニーホール。客の反応が熱く、東欧ジプシー音楽の固定ファンもけっこういたと思わされる。メンバーたちによる終演後のおひねり目当てのホワイエ演奏ももちろんあった。それ、おなじみの風景ナリ。
<今日の、錦糸町>
地下鉄半蔵門線は水天宮をすぎると線路のRが続くのか、スピードがけっこう落ちるような。とくに清澄白河の手前は線路の摩擦音も大きく、毎日乗るとストレス溜まりそうと感じた。台風で強風の、休日。ライヴ終了後、同業先輩と焼き肉屋に流れる。風が強くて、思わず手近なところに入ってしまった。焼き肉屋はかなり久しぶりなような。肉欲、落ちているんだろう。なかなか肉を厚めに切ってサーヴするお店でした。
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