リッキー・リー・ジョーンズ
2012年9月27日 音楽 いまや重鎮という言い方もアリだろう、西海岸拠点シンガー・ソングライター(2004年3月26日、2005年12月31日、2010年5月23日)の今回の公演は、チェロ奏者とギター/キーボード/マンドリン奏者とのもの。基本、椅子に座ってのパフォーマンスで、おおかた“静”のそれを見せたと指摘できるか。たとえば、もう現場監督のごときステージ上での奮戦/メンバー統率~鼓舞の様を見せた2005年暮れの実演に比すと、その違いは小さくない。サイドの2人はちゃんと吟味した重なりを見せていたし(チェロじゃない方の奏者は曲によって、どの楽器を手にするか,明晰に決めていた)、ハーモニーを付ける部分もあり、それなりにリハもやって今回のショウにのぞんだのは間違いない。ただし、曲目についてはけっこうジョーンズがけっこうキブンで決めていたよう。ギター奏者は曲が始まってから、そっちの曲ですかという感じで、楽器を持ち替えていたりしていた。なんにせよ、サポートの2人はちゃんとしていて、ジョーンズの弾き語りに寄り添い、臨機応変に伴奏をつけていたのは間違いない。チェロは人の声と重なる音域と言われたりするが、ジョーンズの歌と同じ旋律取りで弾くときがあって、面白い効果を生む箇所があった。
ベン・ハーパー(2006年6月三日、他。豪フェス出演時の記載は、2007年4月5、6日)と四つに組んだ新作『ザ・デヴィル・ユー・ノウ』はニール・ヤングやザ・バンド曲他を取り上げたカヴァー・アルバムだが、そこからはストーズ曲とハーパー曲だけやったのかな。「パイレーツ」とか昔目の曲は拍手が大きい。南青山・ブルーノート東京、セカンド・ショウ。
<今日の、情報>
終演後、近くの知人の小さなお店によったら、後から来たお客さんもみんな、ジョーンズ公演帰りの人たち。ところで、ジョーンズの新作カヴァー・アルバムはライナーノーツを担当したのだが、当初はトム・ウェイツ曲も曲データーに入っていた。が、届いた音には、それは入っておらず。録音はしたものの、満足の行く仕上がりにはならなくてボツにしたそう。
ベン・ハーパー(2006年6月三日、他。豪フェス出演時の記載は、2007年4月5、6日)と四つに組んだ新作『ザ・デヴィル・ユー・ノウ』はニール・ヤングやザ・バンド曲他を取り上げたカヴァー・アルバムだが、そこからはストーズ曲とハーパー曲だけやったのかな。「パイレーツ」とか昔目の曲は拍手が大きい。南青山・ブルーノート東京、セカンド・ショウ。
<今日の、情報>
終演後、近くの知人の小さなお店によったら、後から来たお客さんもみんな、ジョーンズ公演帰りの人たち。ところで、ジョーンズの新作カヴァー・アルバムはライナーノーツを担当したのだが、当初はトム・ウェイツ曲も曲データーに入っていた。が、届いた音には、それは入っておらず。録音はしたものの、満足の行く仕上がりにはならなくてボツにしたそう。
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