塩谷哲トリオ

2012年8月24日 音楽
 大昔オルケスタ・デ・ラ・ルスで弾いていたこともあるオープン・マインドなジャズ・ピアニスト、ずっと維持している井上陽介と山木秀夫とのトリオ(2008年8月19日)による実演で、曲はそのトリオ作に限らず、塩谷のオリジナルが演奏されたよう。1曲あった“ハーレクイン・ロマンス”と言いたくなる曲調のもの以外は美意識や野心や技や諧謔がクールに投影された曲で、そこに込められた襞を通し、闊達なインタープレイ/ピアノ演奏を浮き上がらせる。アンコールの「マシュケナダ」では、小曽根真(2011年8月6日、他)が飛び入りしてピアノを弾き、本人は横でニコニコ。南青山・ブルーノーと東京、セカンド・ショウ。

<今日の、広告>
 電車内の壁ばり広告スペースが完全には埋まっていない。少なくても、ぼくが良く乗る田園都市線/半蔵門線の場合は、そういう状況が続いている。別に埋まることを正とすることもないのだが、景気が良くはないままなのか、とは感じるな。ぼくは車中での手持ちぶさたを解消するために、よく車内広告を見るので、にぎやかなほうがいい。そういえば、一時はバスの外ボディのペイント広告がかなり盛況だったが、今はやはり不況なためか、あまり見なくなった(ぼくが触れるのは、渋谷起点の東急バス)。今日、1台ペイント車を見たが、それはヒカリエ(東急経営)の広告。なんだ、自社広告じゃないか。

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