まず、渋谷・クラブクアトロで、実直系UKロックバンド(2010年10月27日)を見る。再結成後に加入したギタリストが抜けてトリオ編成になったようだが、もともとの3人だし、別に問題なし。骨太な感じはこのほうが出やすいかもしれぬ。がっつり堂々、地に足つけた感覚と疾走する感覚をうまく掛け合わせるバンドであると再確認。ブリティッシュ的濁りのないアーシーさ(って、変な書き方だが)があるとも感じた? あと、彼らがけっこうルックスのいいバンドであるのも今回認知できた。

 そして、この日も公演をハシゴ。青山・プラッサオンゼで、ブラジル音楽と繋がりを持つ曲者奏者のインプロ系ライヴを見る。ショーロ・クラブ(2002年3月24日)の沢田譲治(電気ベース、生ギター、歌。2011年7月24日、他)とパーカッショニストの渡辺亮のお手合わせ。なんでもあり、創意と茶目っ気と歓びと、はちゃ滅茶と。やりたいことを思いつきで笑顔のもとやりまくるということで、“ぼくらはパラダイス”というユニット名にしたのだろうか。また、フルート奏者の緒方ミツルが後半くわわる。最後は、とくに沢田が無礼講状態なり。

<今日の、ジュリエッタ>
 終演後、ひょんな流れで、沢田さんが乗っている、古い最高にイケてる時代のアルファ・ジュリエッタの写真を見せてもらう。この頃はまだ車幅が狭いので、とってもヘッドライトが大きく見える。奇麗、アート。うらやまし〜。

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