ご存知、大御所ブルー・アイド・ソウルのデュオ(2011年2月28日、他)の二分の一の単独公演。ミレニアム前後からジョン・オーツはレギュラー・グループでの影に隠れた存在であることを払拭しようかとするかのように、リーダー作を連発し、ときにツアーもしているようで、このたび日本にもやってきた。南青山・ブルーノート東京。頭の2日間は1日1回公演で、週末の2日間は2回公演。で、初日のこの晩は、本編でちょうど1時間45分パフォーマンスした。
ギター(ソロはオーツと分け合う。オーツがアコースティック・ギターを弾く場合は彼が取る)、キーボード、ベース、ドラムというバンドともに、ショウを進める。驚いたのは、ソロ・アルバムからの曲が主になるのかと思ったら、ホール&オーツの曲をけっこうやったこと。『アバンダン・ランチョネット』(73年リリースのセカンド作)が一番好きとか言っていたが、そこからの曲を冒頭で連発、さらに本編最後の曲も同作白眉曲である「シーズ・ゴーン」だった。また、1982年全米1位曲「マンイーター」とか、生理的に立ったサウンドを採用していた時代の曲もやったが、それはやんわりアレンジをかえる。ま、なんにしても、それらは本来ダリル・ホールがリード・ヴォーカルを取っていたわけで、歌う人が変わるからこその味もアピールしていたか。実は、もっとヘタなのかと思っていたが、意外にオーツの歌は善戦。ほんわか、味ある歌手でした。
他には、自分の曲(すぐ前に作って、この晩が初公開と言う曲も)や、R&B曲やブルース曲カヴァーもいやみなくやって、奥にあるものを伝える。また、ジョン・デンヴァーの曲もやったが、それは少しボサっぽいギター刻みのもと、カントリー臭はゼロの形で披露した。
見終わった感想は、やはり実力者ということ。とともに、黄金グループを支え続け、いろんな場を踏んでいる余裕のようなものも痛感。そんな実演に触れて、彼はとってもスマートなリベラリストであることを思い出し(2002年9月12日の項、参照)たりもした。この晩もうれしそうに曲ごとにMCを挟んだオーツだったが、かつて単独で取材したときの彼もとても雄弁だった。ホール&オーツとして取材を受ける場合は、やはりホールのほうが主に受け答えする。
<今日の、困惑>
先週の土曜から突然、風邪をひいて非常に困惑。寒い日が続いたわけでもなく、無理したわけでもなく、不用意に外でハダカになったわけでもなく。どーして、風邪をひいたのか。で、熱っぽいのはまあおいといて、咳と鼻水がすごい。咳のしすぎで腹筋をいため(咳すると、もー痛い)、鼻をかみまくりで2日でティッシュを1箱使ってしまったのではないか。びっくりするぐらい鼻水出っぱなし、これだけの粘着質の液をのべつまくなし作る人間の身体ってすげえ、と思ってしまった。うえーんとなりつつ、医者に行く気はまったくないし、どうせ直るだろと、薬のたぐいも飲んでないが。だからか、一時期ほどはひどくないけど、鼻水も咳もまだ続いている。
ギター(ソロはオーツと分け合う。オーツがアコースティック・ギターを弾く場合は彼が取る)、キーボード、ベース、ドラムというバンドともに、ショウを進める。驚いたのは、ソロ・アルバムからの曲が主になるのかと思ったら、ホール&オーツの曲をけっこうやったこと。『アバンダン・ランチョネット』(73年リリースのセカンド作)が一番好きとか言っていたが、そこからの曲を冒頭で連発、さらに本編最後の曲も同作白眉曲である「シーズ・ゴーン」だった。また、1982年全米1位曲「マンイーター」とか、生理的に立ったサウンドを採用していた時代の曲もやったが、それはやんわりアレンジをかえる。ま、なんにしても、それらは本来ダリル・ホールがリード・ヴォーカルを取っていたわけで、歌う人が変わるからこその味もアピールしていたか。実は、もっとヘタなのかと思っていたが、意外にオーツの歌は善戦。ほんわか、味ある歌手でした。
他には、自分の曲(すぐ前に作って、この晩が初公開と言う曲も)や、R&B曲やブルース曲カヴァーもいやみなくやって、奥にあるものを伝える。また、ジョン・デンヴァーの曲もやったが、それは少しボサっぽいギター刻みのもと、カントリー臭はゼロの形で披露した。
見終わった感想は、やはり実力者ということ。とともに、黄金グループを支え続け、いろんな場を踏んでいる余裕のようなものも痛感。そんな実演に触れて、彼はとってもスマートなリベラリストであることを思い出し(2002年9月12日の項、参照)たりもした。この晩もうれしそうに曲ごとにMCを挟んだオーツだったが、かつて単独で取材したときの彼もとても雄弁だった。ホール&オーツとして取材を受ける場合は、やはりホールのほうが主に受け答えする。
<今日の、困惑>
先週の土曜から突然、風邪をひいて非常に困惑。寒い日が続いたわけでもなく、無理したわけでもなく、不用意に外でハダカになったわけでもなく。どーして、風邪をひいたのか。で、熱っぽいのはまあおいといて、咳と鼻水がすごい。咳のしすぎで腹筋をいため(咳すると、もー痛い)、鼻をかみまくりで2日でティッシュを1箱使ってしまったのではないか。びっくりするぐらい鼻水出っぱなし、これだけの粘着質の液をのべつまくなし作る人間の身体ってすげえ、と思ってしまった。うえーんとなりつつ、医者に行く気はまったくないし、どうせ直るだろと、薬のたぐいも飲んでないが。だからか、一時期ほどはひどくないけど、鼻水も咳もまだ続いている。
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