トロンボーン・ショーティ
2012年2月2日 音楽 ニューオーリンズのトロンボーン/トランペット/シンガー(2010年12月13日)、1年強ぶりの来日公演だ。<ニューオーリンズの若大将>と形容したくなるアーティストは態度も本当にオレ様な先輩のクリスチャン・スコット(2011年12 月18日、他)に比すと、音楽的には不遜(というか、自己流でエイヤって感覚が強い)ものの、けなげなところを感じるよなー。この晩も、熱血直球勝負で、誠意たっぷりに事にあたる。渋谷・クラブクアトロ。そこそこ、外国人客がいたな。
彼に加えて、白人3人と黒人1人(スタインバーガー型のベースをぶりぶり弾いていた)というバンド構成は過去と同様だが、前回はテナー・サックスだったところ、今回はバリトン・サックスだけを弾く奏者に変わっていた。音楽的には少しこけおどし的な部分も持つ彼らゆえ、より押し出しや存在感の強いサックス音に変更になったのは確実に実演においてはプラスになった。ときに、バリトン・サックス音の存在により、(バリトンが入った)ギャラクティックの演奏を思い出させるときも。あ、そういえば、ギャラクティック(2010年3月29日、他)のカーニヴァルを題材に置く新作『カーニヴァル・エレクトリコス』(エピタフ)は彼らの歴代最高のスタジオ録音作と言いたくなるもので、ザディコをやる一方でブラジル味大胆導入も計っていて、それがとってもカッコいい。
最初、チェックのシャツを来ていた彼だが、途中で脱いでタンクトップに。サトー曰く、現在一番タンクトップの似合うミュージシャン(笑い)。バンド音のまとまりは強固で、より肉感的になったとも言いたくなるかも。日々のライヴ活動の積み上げがちゃんとなされているとも、書きたくなりますね。ドラマー以外の4人で、ステージ中央に並んでフリをつけたりする場面もあった。ガキのころからライヴで生計を立ててきた者ならでは流儀や心意気が満載。それにはやはり、感服するしかない。
追記;マーク・ロンソン仕切り、エリカ・バドゥ(2006年4月2日、他)、トロンボーン・ショーティ、モス・デフ(2001年7月27日)、ジガブー・モデリステ(2007年2月3日)らによるニューオーリンズ・セッション曲のユーチューブ映像がかなりうれしい。それはロンソン他5人のDJに好きなことをやらせる<リ:ジェネレーション>という企画の一環のようで、なんとそのスポンサーはヒュンダイ! 韓国企業のイケイケぶりを実感させられるなあ。
<今日の、ヘタレ>
ライヴ見た後に流れた後、日付が変わろうとするころに外に出たら寒いっ。思わず、止まっていたタクシーに乗ってしまう。これが、同じ電鉄線に乗る人がいたりすると、素直に電車に乗るだろうけど。ちょい仕事もつまっていて、風邪ひいたらアカンというプロ意識が働いた、ということにしよう。それにしても、まったくもって、今年の冬も寒い。雪が降る地方は、降雪がヘヴィなようでもある。ここのところ、夏は猛暑で、冬は寒波に見舞われる。ま、体力や我慢な気持ちもなくなってきているのかもしれないが、あー暮らしにくい昨今……。
彼に加えて、白人3人と黒人1人(スタインバーガー型のベースをぶりぶり弾いていた)というバンド構成は過去と同様だが、前回はテナー・サックスだったところ、今回はバリトン・サックスだけを弾く奏者に変わっていた。音楽的には少しこけおどし的な部分も持つ彼らゆえ、より押し出しや存在感の強いサックス音に変更になったのは確実に実演においてはプラスになった。ときに、バリトン・サックス音の存在により、(バリトンが入った)ギャラクティックの演奏を思い出させるときも。あ、そういえば、ギャラクティック(2010年3月29日、他)のカーニヴァルを題材に置く新作『カーニヴァル・エレクトリコス』(エピタフ)は彼らの歴代最高のスタジオ録音作と言いたくなるもので、ザディコをやる一方でブラジル味大胆導入も計っていて、それがとってもカッコいい。
最初、チェックのシャツを来ていた彼だが、途中で脱いでタンクトップに。サトー曰く、現在一番タンクトップの似合うミュージシャン(笑い)。バンド音のまとまりは強固で、より肉感的になったとも言いたくなるかも。日々のライヴ活動の積み上げがちゃんとなされているとも、書きたくなりますね。ドラマー以外の4人で、ステージ中央に並んでフリをつけたりする場面もあった。ガキのころからライヴで生計を立ててきた者ならでは流儀や心意気が満載。それにはやはり、感服するしかない。
追記;マーク・ロンソン仕切り、エリカ・バドゥ(2006年4月2日、他)、トロンボーン・ショーティ、モス・デフ(2001年7月27日)、ジガブー・モデリステ(2007年2月3日)らによるニューオーリンズ・セッション曲のユーチューブ映像がかなりうれしい。それはロンソン他5人のDJに好きなことをやらせる<リ:ジェネレーション>という企画の一環のようで、なんとそのスポンサーはヒュンダイ! 韓国企業のイケイケぶりを実感させられるなあ。
<今日の、ヘタレ>
ライヴ見た後に流れた後、日付が変わろうとするころに外に出たら寒いっ。思わず、止まっていたタクシーに乗ってしまう。これが、同じ電鉄線に乗る人がいたりすると、素直に電車に乗るだろうけど。ちょい仕事もつまっていて、風邪ひいたらアカンというプロ意識が働いた、ということにしよう。それにしても、まったくもって、今年の冬も寒い。雪が降る地方は、降雪がヘヴィなようでもある。ここのところ、夏は猛暑で、冬は寒波に見舞われる。ま、体力や我慢な気持ちもなくなってきているのかもしれないが、あー暮らしにくい昨今……。
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