なんと出し物の名前にあるように、キウイとパパイヤ、マンゴーズ(2010年12月27日)とサカキマンゴー(2011年10月2日、他)が一緒のユニットになってしまったという特別編成での公演。南青山・月見ル君想フ。

 視野の広い、酔狂でもある、ゆえに日本人的スタンダードを超えの混合音楽を作り出す賑やかし男女混合バンドとぶっとい芯を持つ親指ピアノ/歌の担い手の噛み合いはかなり良い。なんでも、この日の14時に両者は初めて顔合わせをしたそうで、その事実にはちょいびっくりさせられる。双方が持つ、日本人である自負とお茶目に枠を超えようとする自由さを謳歌する様が無理なく重なっていた。やった曲はたぶんサカキ曲8曲でマンゴーズ曲7曲(うち、5曲はマンゴーズ単体で披露)、このユニットでもっとやってエ。

 サカキのバンドはベースとドラムとのトリオなので、そこにカラフル厚みが加わると、訴求力も感興も新た。マンゴーズの打楽器の悠子ちゃんはリオに行ってしまったので、カンタス村田とサンバマシーンズ(2011年5月8日)のドラマーが新たに加わっていた。前よりも和の感覚やレゲエ/ダブ味が減って、ブラジル色が増していると感じた所もあったかな。なんにせよ、両者にとって、おいしい、有意義な重なりと思う。詳しくは、ラティーナ誌の2月下旬発売号にてリポート。

<今日の、ヤベっ>
 その後、会場で落ち合った外国人たちと流れる。で、飲み屋をハシゴするさい坂道で、なんか競争みたいな感じになって(バカだねえ〜)、おりゃあ負けねえゾと一気にトップ・ギアで全力疾走しかけたら、ピっとふくろはぎに違和感が走る。すぐに走るのやめ、肉離れ寸前でセーフ。ああ、悲しすぎる。こんなワタシに誰がした? もう10年以上、スキーもやってないよなー。

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