リアム・オメンリー、アヌーナ
2011年12月7日 音楽 <東北復興応援コンサート アイルランドから歌の贈り物>の一環、この日は、いわき市立小名浜第一中の体育館が会場。こちらは全校1〜6年生と、その親たちが対象。やはり、先に届けられていたアイルランドの子供たちの絵が飾られるとともに、それを受けてのここの小学生たちが描いた絵も沢山はられている。うえーん。それらの情報量は多すぎる。そして、かけがえがない。
前日と同じく、オメンリーはティン・ホイッスル演奏やボーランやピアノの弾き語り。続いては、アヌーナ(2009年12月12日)が例の感じで出てきて、生徒たちの度肝を抜く。女性陣の会場を歌いながら移動するパフォーマンスもあり。それ、リーダーのマイケル・マクグリンが会場の様を見て、ここではこうしようとディレクションを出す。それは、各会場も同様のよう。そして、最後のほうには、彼らにボウランを手にしたオメンリーも入って、一緒に合唱。より、両手を広げる感じが倍加。曲は、トラッドの「シドアモイ」。さっき、控え室の教室で一緒に練習していたんだよね。
アヌーナはアイルランドの小学生に日本の童謡「雪」を教えて、一緒に日本語で歌っている映像も持参。その映像が終わった際の、子供たちの拍手の大きかったこと。あなたたちは一人ではなく世界の仲間とちゃんと繋がっているんだよ、というアイルランド勢の気持ちが鮮やかに子供たちに伝わった瞬間ではなかったか。そして、今度は一緒に皆で「雪」を歌いましょうとなったら、沢山の生徒が前に出てきてアヌーナやオメンリーたちと並んで、歌う。わー。外で遊ぶのを制限されたりとか転校していった友達がいたりとか、よく原発崩壊の意味を理解していなくても、彼らは肌でいろんなストレスは感じてはいるはずで、それが少しでもまぎれたらいいのだが。
それから、オメンリーは3年生対象にティン・ホイッスル教室も行った。前説で、「僕は子供のときティンホッスルを吹くようになり、大会に出て、いろんな所に行くようになり、どんどん世界が広がった。そして、今はここに導かれました」というようなことを言ったっけか。音楽が、楽器が、歌が、子供たちの力にならんことを。
<今日の、黄色い首紐>
約2割ほどの生徒たちは、黄色い色の首紐で下げられた社員証のようなものを下げている。それ、実は放射線の線量計で、一ヶ月の体内累積の量をモニターするものとか。いわき市は希望者にたいして、それを配布しているという。ぼくは、黄色い紐が目に入るたびに胸がいたんで仕方がなかった。
驚愕せずにはいられないのは、数値は回収して調べるらしいが、その結果は親には知らせないのだとか。ありえねー。完全なモルモット。なら、希望する親は少なくなるのかとも思った。だが、そのいわきや相馬市は海沿いなためもあってか少しは低めで、福島市や郡山市などの離れた場所のほうが、線量はべらぼうに高いのだ。
前日と同じく、オメンリーはティン・ホイッスル演奏やボーランやピアノの弾き語り。続いては、アヌーナ(2009年12月12日)が例の感じで出てきて、生徒たちの度肝を抜く。女性陣の会場を歌いながら移動するパフォーマンスもあり。それ、リーダーのマイケル・マクグリンが会場の様を見て、ここではこうしようとディレクションを出す。それは、各会場も同様のよう。そして、最後のほうには、彼らにボウランを手にしたオメンリーも入って、一緒に合唱。より、両手を広げる感じが倍加。曲は、トラッドの「シドアモイ」。さっき、控え室の教室で一緒に練習していたんだよね。
アヌーナはアイルランドの小学生に日本の童謡「雪」を教えて、一緒に日本語で歌っている映像も持参。その映像が終わった際の、子供たちの拍手の大きかったこと。あなたたちは一人ではなく世界の仲間とちゃんと繋がっているんだよ、というアイルランド勢の気持ちが鮮やかに子供たちに伝わった瞬間ではなかったか。そして、今度は一緒に皆で「雪」を歌いましょうとなったら、沢山の生徒が前に出てきてアヌーナやオメンリーたちと並んで、歌う。わー。外で遊ぶのを制限されたりとか転校していった友達がいたりとか、よく原発崩壊の意味を理解していなくても、彼らは肌でいろんなストレスは感じてはいるはずで、それが少しでもまぎれたらいいのだが。
それから、オメンリーは3年生対象にティン・ホイッスル教室も行った。前説で、「僕は子供のときティンホッスルを吹くようになり、大会に出て、いろんな所に行くようになり、どんどん世界が広がった。そして、今はここに導かれました」というようなことを言ったっけか。音楽が、楽器が、歌が、子供たちの力にならんことを。
<今日の、黄色い首紐>
約2割ほどの生徒たちは、黄色い色の首紐で下げられた社員証のようなものを下げている。それ、実は放射線の線量計で、一ヶ月の体内累積の量をモニターするものとか。いわき市は希望者にたいして、それを配布しているという。ぼくは、黄色い紐が目に入るたびに胸がいたんで仕方がなかった。
驚愕せずにはいられないのは、数値は回収して調べるらしいが、その結果は親には知らせないのだとか。ありえねー。完全なモルモット。なら、希望する親は少なくなるのかとも思った。だが、そのいわきや相馬市は海沿いなためもあってか少しは低めで、福島市や郡山市などの離れた場所のほうが、線量はべらぼうに高いのだ。
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