真夏の夜のジャズ、イン・ハヤマ〜トリビュート・トゥ・ビル・エヴァンス
2011年8月6日 音楽 葉山マリーナでのレコード会社(ユニバーサル・ミュージック)直打ちのジャズ・フェスティヴァル。老舗ジャズ・フェスに米国ロードアイランド州ニューポートで54年から開かれている“ニューポート・ジャズ・フェスティヴァル”というのがあって、それの58年の模様を記録した著名映画は「真夏の夜のジャズ(英題;Jazz on a Summer’s Day)」といい、その映画の名声もあり同ジャズ・フェスはある種、ジャズ夏フェスのアイコンのようなものになっている。とうぜん、今回のフェス名もそれを引用している。<ビル・エヴァンスに捧ぐ>という副題も付けられていて、出演者はみなエヴァンス絡みの曲を1曲はやっていたのかな。
海に向かってステージを作り、そこに椅子やテーブルを並べる。普段はヨットが並べられていた所なのかな? なんでも、客は2.000人を超えたそうな。出演者は順に、▲ハクエイ・キム・トライソニーク(2011年4月10日、他)ウィズ・ウインター・プレイ(韓国の男女デュオ)、▲大西順子(2011年2月25日、他)の日本人で固めたセクステット、▲アマンダ・ブレッカー(ランディ・ブレッカーとイリアーニ・イリアスの娘)&ジェシー・ハリス(2010年10月10日、他)・グループ、▲山中千尋(2010年3月14日、他)トリオ・ウィズ・稲垣潤一、▲小曽根真(2011年3月28日)。
ブレッカー(すらりとしていて、意外に見栄えがするな)とジェシー・ハリスが一緒なのは、彼女の新作をハリスが制作しているため。与えられた演奏時間が短かったためか、ハリスは伴奏に徹して、自分の曲はやらず。山中と稲垣は2度目の共演となるらしいが、途中から出てきた稲垣が歌ったのはどれも日本語歌詞のスタンダード曲。そして、トリの小曽根だが、まずMCが上手くてびっくり。もう、観客をひきつけ、場がぱあっと華やぐ。
そんな小曽根のパフォーマンスは、彼のビッグ・バンドのノー・ネーム・ホーセズによるもの。その演奏の後半には青山テルマとクリスタル・ケイがゲスト歌手として登場。前者はエタ・ジェイムズの「アット・ラスト」、後者は美空ひばりも歌った(と、本人がMCで紹介していた)ジャズ曲の「シャンハイ」を分厚いジャズ・サウンドのもと歌う。一生懸命練習したんだろうけど、2人とも問題なく、ちゃんと聞かせる。やっぱり今のJソウル系歌手はフィーリングが確かだよなと、思わせられた一コマ。とくに、クリスタル・ケイは経験も積んでいて、余裕綽々。彼女たちはアンコールにも出てきて、ジョン・ヘンドリックスが歌詞をつけたスピーディーなジャズ曲「クラウドバースト」をビッグ・バンド・サウンドにのって、スキャットなども噛ましながら歌う。無条件に見る者を惹きました。
終わってから、けっこう盛り沢山だったんだなー、と頷く。この催し、来年もやるのかどうかは知らぬが、もしあるとするなら、<熟達ジャズ勢と若手Jポップ勢 邂逅の場>のようなものにすればいいのにと、思わずにはいられず。
<今日の湘南>
約2年ぶりの湘南行き。この手の催しで飲めないというのは悲惨なので、素直に電車で行く。会場売店にシャンパンのボトルも置いてあり、何より。大昔は、(国道)134と聞いて、胸騒ぎを覚えたりしたのになあ。ちょっち湘南まで車を飛ばそうか、なんても、ぜんぜんしなくなったよなー。基本、そんなに海を求める人間ではないということか。釣りには一度も興味を持ったことがないし。なんとなく、水辺(汚れていなかったら、川でも湖でも海でもいい)に住みたいという願望はなくはないのだが。
海に向かってステージを作り、そこに椅子やテーブルを並べる。普段はヨットが並べられていた所なのかな? なんでも、客は2.000人を超えたそうな。出演者は順に、▲ハクエイ・キム・トライソニーク(2011年4月10日、他)ウィズ・ウインター・プレイ(韓国の男女デュオ)、▲大西順子(2011年2月25日、他)の日本人で固めたセクステット、▲アマンダ・ブレッカー(ランディ・ブレッカーとイリアーニ・イリアスの娘)&ジェシー・ハリス(2010年10月10日、他)・グループ、▲山中千尋(2010年3月14日、他)トリオ・ウィズ・稲垣潤一、▲小曽根真(2011年3月28日)。
ブレッカー(すらりとしていて、意外に見栄えがするな)とジェシー・ハリスが一緒なのは、彼女の新作をハリスが制作しているため。与えられた演奏時間が短かったためか、ハリスは伴奏に徹して、自分の曲はやらず。山中と稲垣は2度目の共演となるらしいが、途中から出てきた稲垣が歌ったのはどれも日本語歌詞のスタンダード曲。そして、トリの小曽根だが、まずMCが上手くてびっくり。もう、観客をひきつけ、場がぱあっと華やぐ。
そんな小曽根のパフォーマンスは、彼のビッグ・バンドのノー・ネーム・ホーセズによるもの。その演奏の後半には青山テルマとクリスタル・ケイがゲスト歌手として登場。前者はエタ・ジェイムズの「アット・ラスト」、後者は美空ひばりも歌った(と、本人がMCで紹介していた)ジャズ曲の「シャンハイ」を分厚いジャズ・サウンドのもと歌う。一生懸命練習したんだろうけど、2人とも問題なく、ちゃんと聞かせる。やっぱり今のJソウル系歌手はフィーリングが確かだよなと、思わせられた一コマ。とくに、クリスタル・ケイは経験も積んでいて、余裕綽々。彼女たちはアンコールにも出てきて、ジョン・ヘンドリックスが歌詞をつけたスピーディーなジャズ曲「クラウドバースト」をビッグ・バンド・サウンドにのって、スキャットなども噛ましながら歌う。無条件に見る者を惹きました。
終わってから、けっこう盛り沢山だったんだなー、と頷く。この催し、来年もやるのかどうかは知らぬが、もしあるとするなら、<熟達ジャズ勢と若手Jポップ勢 邂逅の場>のようなものにすればいいのにと、思わずにはいられず。
<今日の湘南>
約2年ぶりの湘南行き。この手の催しで飲めないというのは悲惨なので、素直に電車で行く。会場売店にシャンパンのボトルも置いてあり、何より。大昔は、(国道)134と聞いて、胸騒ぎを覚えたりしたのになあ。ちょっち湘南まで車を飛ばそうか、なんても、ぜんぜんしなくなったよなー。基本、そんなに海を求める人間ではないということか。釣りには一度も興味を持ったことがないし。なんとなく、水辺(汚れていなかったら、川でも湖でも海でもいい)に住みたいという願望はなくはないのだが。
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