ジョン・バトラー・トリオ
2011年1月13日 音楽 磁場と書いてもいいような、強い気持ちの交歓がある空間が出来上がっていたのではないか。アンコールに出てきたとき(だったけか?)、バトラー(2010年3月3日、他)はステージの黒い床に白いペイント(チョーク?)で、でっかく“TOKYO”と書いて、そのうえに“♡”を3つ書く。2階から見ていたのでよく解ったが、なんかいい感じだった。ステージ上で感謝の情を示す際、出演者はいろんな仕草や発言をするが、こういう事する人には初めて触れた。
赤坂・ブリッツ。昨年3度目の来日となるはずだった10月公演が延期となった、アーシー系オージー・ロッカーの振り替え公演。客層はベン・ハーパー(2007年4月5、6日、他)のそれに、より重なるようになっているかも。ちゃんと見た、新メンバー&新作を携えた昨年3月のときと、そんなにショウの進め方は違わないんだろうなとは思っていたが、いやあ、まだまだ彼には進歩する余地があったんだアと、感慨を持たせる実演。確実に太く、バンドで漲る力を出し、絡み方のヴァリエーションももっと多彩になり、バトラーの歌声もよりまっすぐな感じを増していた。
電気化した生ギター、電気ギター、バンジョー、ワイゼンボーンなど、いろいろ、バトラーは弦楽器を用いる。ザ・レイ・マン・スリー(2010年5月25日)のベース奏者でもあるバイロン・ルイターズは曲によってはスラッピング多用。何曲かでは黒い色のウッド・ベースも弾いたが、それはエレクトリック・ベースのままでもそんなに変わらないような。バトラーの義理の兄でもあるドラムのニッキー・ボンバは力強くも、なかなか芸達者。小さなスティール・パンもおいていて、2曲で効果的に用いる。3人はそれぞれにソロでのパフォーマンスも披露し、バトラーは電化アコースティック・ギター(ストンプ音をパッドで拾いもする)で延々と(15分ぐらい?)変化に富むインストを披露。ドラム・ソロの際はコール&レスポンスの要求もあり、会場は一層の盛り上がりを見せた。
会場の背景とキック・ドラムのヘッドには、3本の矢(それで広島を思い出すぼくは、やはりサッカー好きなんだろうナ)をマーク化したような絵柄が。もう、3人がっちり、という風情を何気に醸し出しますね。前見たときもそうだったが、3人一緒にタムの連打をしたりもしました。
<今日の省略回避>
歳とったなーと思わせられること。単純な略にどうも違和感を覚えるようになっていることかな。あけおめ、とか、言われたり、見たりすると、内心ちょいイラっとしたりして、それを認識しました。それと関係があるのか、ミュージシャン名の略称も近年意識的に用いなくなっている。たとえば、ジミヘン。今は素直に、ジミ・ヘンドリックスと書くか、字数がもったいない場合でもヘンドリックスと書くようにしています。レッチリもちゃんとレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。原稿で繰り返し書くのがアレだなーと感じる際は、ペッパーズとかRHCPとか。
赤坂・ブリッツ。昨年3度目の来日となるはずだった10月公演が延期となった、アーシー系オージー・ロッカーの振り替え公演。客層はベン・ハーパー(2007年4月5、6日、他)のそれに、より重なるようになっているかも。ちゃんと見た、新メンバー&新作を携えた昨年3月のときと、そんなにショウの進め方は違わないんだろうなとは思っていたが、いやあ、まだまだ彼には進歩する余地があったんだアと、感慨を持たせる実演。確実に太く、バンドで漲る力を出し、絡み方のヴァリエーションももっと多彩になり、バトラーの歌声もよりまっすぐな感じを増していた。
電気化した生ギター、電気ギター、バンジョー、ワイゼンボーンなど、いろいろ、バトラーは弦楽器を用いる。ザ・レイ・マン・スリー(2010年5月25日)のベース奏者でもあるバイロン・ルイターズは曲によってはスラッピング多用。何曲かでは黒い色のウッド・ベースも弾いたが、それはエレクトリック・ベースのままでもそんなに変わらないような。バトラーの義理の兄でもあるドラムのニッキー・ボンバは力強くも、なかなか芸達者。小さなスティール・パンもおいていて、2曲で効果的に用いる。3人はそれぞれにソロでのパフォーマンスも披露し、バトラーは電化アコースティック・ギター(ストンプ音をパッドで拾いもする)で延々と(15分ぐらい?)変化に富むインストを披露。ドラム・ソロの際はコール&レスポンスの要求もあり、会場は一層の盛り上がりを見せた。
会場の背景とキック・ドラムのヘッドには、3本の矢(それで広島を思い出すぼくは、やはりサッカー好きなんだろうナ)をマーク化したような絵柄が。もう、3人がっちり、という風情を何気に醸し出しますね。前見たときもそうだったが、3人一緒にタムの連打をしたりもしました。
<今日の省略回避>
歳とったなーと思わせられること。単純な略にどうも違和感を覚えるようになっていることかな。あけおめ、とか、言われたり、見たりすると、内心ちょいイラっとしたりして、それを認識しました。それと関係があるのか、ミュージシャン名の略称も近年意識的に用いなくなっている。たとえば、ジミヘン。今は素直に、ジミ・ヘンドリックスと書くか、字数がもったいない場合でもヘンドリックスと書くようにしています。レッチリもちゃんとレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。原稿で繰り返し書くのがアレだなーと感じる際は、ペッパーズとかRHCPとか。
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