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TOYONO、他。夜ジャズ
2010年12月22日 音楽 早朝かなり降雨し、昼は相当な晴天。もうびっくりするぐらい温度も上がり、昼間は窓を全開にして、仕事をする。夕方、六本木で打ち合わせをこなし、朝青龍や海老像紛争地点に近い(時事ネタ。数年後に読むと、何の事?となりそう)西麻布の知人の事務所に。オフィスでシャンパンをいただいたあと、少し流れる。周辺、とてもにぎわっている。なんか綺麗な女の子、いっぱい歩いていたような。
その後、青山・プラッサオンゼに向かったが、タクシーが基本料金で済んでありゃ。近いんだな。昨年も見た(2009年12月18日)、ブラジル音楽に魅せられた女性シンガーたち、統率者のTOYONO(2010年2月3日、他)、月路奏、Nobie(2010月10月7日、他)、yuki……昨年と同じ4人がにこやかにフロントに立つクリスマスにちなんだ特別出し物。第2部から見る。今回はギター、ベース、打楽器がサポート。イヴァン・リンスやダニー・ハサウェイやザ・ジャクソン5が歌ったクリスマス・ソングをブラジル的属性を通ったバッキング・サウンドで披露。
背の順に横一線に並ぶシンガー陣は4人でハモったり、一人がコーラスの上で即興的に歌ったりする場合もあるが、けっこう1コーラスごとに歌い繋いで行く様式をとることが多い。それに触れつつ思ったのだが、皆キーが同じわけはないので(でも、どちらかというと低めの声を持つ人がそろっていると思った)、その部分の調整は大変なのではないか。また、歌い継ぐというスタイルはもろにシンガー間の比較がし易いわけで、やっている側はやりづらくないのかなととかも思ったり。趣味の重なりや友情はそれを超える、か。
ほんわか。いい気持ちになり、カイピリーニャぐびぐび。この時期だけサーヴしているバネットーネとアイスクリームからなるブラジアン・デザートもパクリ。やー、ホリディ・シーズンよのお。で、またタクシーに飛び乗り(すぐに拾えてびっくり。さすが、このあと深夜に乗ろうとした時は捕まえにくかったが)、渋谷・Jzブラットに。須永辰緒が主宰するイヴェント“夜ジャズ”が開かれていて、こちらもクリスマス特別ヴァージョンを謳う。ちょうど、ザ・ファイヴ・コーナー・クインテットのユッカ・エスコラ(トランペット)のクインテットのライヴが始る。サックス奏者との二管で、スピード観溢れるハード・バップ演奏を披露。ジャズに燃える、若きフライング・フィンたち、なり。ユッカはちょいジェイミー・カラム(2006年6月13日、他)に似るトっぽさを持つ?
盛況。かなりの入りで、知り合いにもいろいろ会う。混んでいるためか、そんなにタバコを吸う人が見受けられるわけではないが、煙がきつい。やっぱ、そういう部分で、オレ、クラブ駄目だァ。DJ をはさんで、その後は大西順子トリオの登場。今回のリズム隊は井上陽介(2009年4月1日)とジーン・ジャクソン。この顔ぶれは大西の09年復帰作『楽興の時』と同じで、リズム隊はそれぞれ六本木アルファーとモーション・ブルー・ヨコハマのギグを終えて駆けつけたという。ハンコックやデイヴ・ホランド他いろんな人達のアルバムで叩いているジャクソンは奥様が日本人とのことでけっこう東京にいる時も少なくないよう。
大西がこの手のクラブ・イヴェントに出るのは初めてのよう。普段とは異なる客層/場内環境に、彼女が困惑&高揚している感じもあったか否か。43歳のおばさんですがよろしくお願いします、みたいなMCも。で、乱暴なところはそれでアリにして行っちゃおうというノリで1時間。エスコラ・クインテットのピアニストはグランド・ビアノと電気ピアノを併用していて、そのまま楽器が置かれていたためか、ときに大西はエレクトリック・ピアノを弾いたり(98年作『フライジャル』で示されているように、それも彼女は嫌いではない)、右手エレピ/左手は生ピアノ、という時があったりも。ジョー・ザヴィヌル曲もやった? ま、もう一つの奔放な、ある夜の大西……。彼女渾身の10年新作『バロック』は夏から秋にかけて米国や欧州各国でリリースされたはずだが、評判はどうなんだろう。
その後、青山・プラッサオンゼに向かったが、タクシーが基本料金で済んでありゃ。近いんだな。昨年も見た(2009年12月18日)、ブラジル音楽に魅せられた女性シンガーたち、統率者のTOYONO(2010年2月3日、他)、月路奏、Nobie(2010月10月7日、他)、yuki……昨年と同じ4人がにこやかにフロントに立つクリスマスにちなんだ特別出し物。第2部から見る。今回はギター、ベース、打楽器がサポート。イヴァン・リンスやダニー・ハサウェイやザ・ジャクソン5が歌ったクリスマス・ソングをブラジル的属性を通ったバッキング・サウンドで披露。
背の順に横一線に並ぶシンガー陣は4人でハモったり、一人がコーラスの上で即興的に歌ったりする場合もあるが、けっこう1コーラスごとに歌い繋いで行く様式をとることが多い。それに触れつつ思ったのだが、皆キーが同じわけはないので(でも、どちらかというと低めの声を持つ人がそろっていると思った)、その部分の調整は大変なのではないか。また、歌い継ぐというスタイルはもろにシンガー間の比較がし易いわけで、やっている側はやりづらくないのかなととかも思ったり。趣味の重なりや友情はそれを超える、か。
ほんわか。いい気持ちになり、カイピリーニャぐびぐび。この時期だけサーヴしているバネットーネとアイスクリームからなるブラジアン・デザートもパクリ。やー、ホリディ・シーズンよのお。で、またタクシーに飛び乗り(すぐに拾えてびっくり。さすが、このあと深夜に乗ろうとした時は捕まえにくかったが)、渋谷・Jzブラットに。須永辰緒が主宰するイヴェント“夜ジャズ”が開かれていて、こちらもクリスマス特別ヴァージョンを謳う。ちょうど、ザ・ファイヴ・コーナー・クインテットのユッカ・エスコラ(トランペット)のクインテットのライヴが始る。サックス奏者との二管で、スピード観溢れるハード・バップ演奏を披露。ジャズに燃える、若きフライング・フィンたち、なり。ユッカはちょいジェイミー・カラム(2006年6月13日、他)に似るトっぽさを持つ?
盛況。かなりの入りで、知り合いにもいろいろ会う。混んでいるためか、そんなにタバコを吸う人が見受けられるわけではないが、煙がきつい。やっぱ、そういう部分で、オレ、クラブ駄目だァ。DJ をはさんで、その後は大西順子トリオの登場。今回のリズム隊は井上陽介(2009年4月1日)とジーン・ジャクソン。この顔ぶれは大西の09年復帰作『楽興の時』と同じで、リズム隊はそれぞれ六本木アルファーとモーション・ブルー・ヨコハマのギグを終えて駆けつけたという。ハンコックやデイヴ・ホランド他いろんな人達のアルバムで叩いているジャクソンは奥様が日本人とのことでけっこう東京にいる時も少なくないよう。
大西がこの手のクラブ・イヴェントに出るのは初めてのよう。普段とは異なる客層/場内環境に、彼女が困惑&高揚している感じもあったか否か。43歳のおばさんですがよろしくお願いします、みたいなMCも。で、乱暴なところはそれでアリにして行っちゃおうというノリで1時間。エスコラ・クインテットのピアニストはグランド・ビアノと電気ピアノを併用していて、そのまま楽器が置かれていたためか、ときに大西はエレクトリック・ピアノを弾いたり(98年作『フライジャル』で示されているように、それも彼女は嫌いではない)、右手エレピ/左手は生ピアノ、という時があったりも。ジョー・ザヴィヌル曲もやった? ま、もう一つの奔放な、ある夜の大西……。彼女渾身の10年新作『バロック』は夏から秋にかけて米国や欧州各国でリリースされたはずだが、評判はどうなんだろう。
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