知り合いに誘われ、1日(2日目)だけちょい行ってきた。みんなでキャンプしながらゆったり楽しもうというフェスの主旨を無視したタワケ者ですみません。この初回(2001年10月13日)に行って以来の、朝霧行き。土曜日は豪雨でものすごーくライヴを見るのも、テントで寝るのも大変だったらしいが、早く着いてしまい会場内をいろいろ回ったら、皆のんびり和気あいあいという感じで、濡れた衣服を乾かす風景はあっても、荒んだ情緒が皆無であったのには感心。やっぱいいフェスなんですね。客層はキャンプ必須ということもあり体力を必要とするためか、フジ・ロックより年齢層は間違いなく若い。それにしても、すごいテントの数。結構、皆いいモノ持っているな。コールマンとかのメイカーはこの手のフェスにスポンサーとして付かなきゃウソだ、と思う。
出発時の東京は雨天だったものの、会場入りした頃はやんでいた。ただし、曇天にて富士山は見えず、とても残念。1回目に行ったさいに、マサチューセッツのバーク・フェスと似ているとぼくは書いているが、出演者のジェシー・ハリスはボナルーを小さくしたみたいでいい感じ、と言っていた。今年2度目の来日となる彼は今回、ちゃんとバンドでの登場。ドラムはデュオでやった春のとき(2010年4月4日)にも打楽器担当で同行していたビル・ドブロウで、ベースを弾くギレーミ・モンテイロは在NYのブラジリアンたちで組んでいるフォーホー・イン・ザ・ダークのギタリスト。リッチなハリスは新作『スルー・ザ・ナイト』で、彼らをバハマに連れて行って、レコーディングしましたね。モンテイロはリオ出身で、NYに住んで10年とか。今回、初来日。聞けば、途中の東名道のサービス・エリアの売店でアイルトン・セナの額縁を売っていて、感動したとか。車もレースも大好き、だそう。そういえば、今日はF-1の日本グランプリの決勝の日だよなあ(土曜の豪雨で予選が中止、この日に予選と本戦が行われた)。そのフォホー・イン・ザ・ダークの打楽器奏者のマウロ・レフォスコは今やロック界では有名人。レディオヘッドのトム・ヨークやレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーらと組んだアトムズ・フォー・ピースのメンバーであるから。フリーと意気投合したレフォスコはレッド・ホット・チリ・パッパーズの新作レコーディングに加わっているそう。
今回、ハリスはときにがしっと来るリズム隊を得て、全編エレクトリック・ギターを持ちながら歌う。一言で言えば、“ロックなハリス”。でもって、その行間から彼一流のジューシーさがこぼれでる。演目は近2作からのものが多く、バンジョーが大活躍していた09年『ウォッチング・ザ・スカイ』収録曲も新たな形で開かれる。電気ギターを弾き、押し出しが強くなった事で伝わりやすくなったのは、ギタリストとして力量。さりげなくも技あり、さすがギタリストとしての需用もある人だと納得させられました。
また、2曲ではハリスが可愛がる女性シンガー・ソングライターのハンナ・コーエン(すらりとした綺麗な人)が参加。これ以後、彼らは日本ツアーに入るが、その際は中盤に、彼女をフィーチャーする箇所をもうけるとのこと。帰国したら2ヶ月後に彼女はレコーディング入りするそうで、それはハリスのプロデュースなのと聞いたら、その次はそうなるかもしれないけど、今回はキーボード奏者(名前失念)がするとか。ハリスは少しすると、ノラ・ジョーンズの南米ツアーの前座をしますね。
午前中はピアノ・トリオでも野外フェスを謳歌できることを示すJ.A.M.(2010年6月11日。ピアニストの丈青は新生デートコースペンタゴンロイヤルガーデンに参加もしている)や、ザ・マーズ・ヴォルタのオマー・ロドリゲスとも付き合いを持つサクラメントのポスト・ハード・コア・バンドのテラ・メロスを見たりも。後者は3人組とのことだったが、4人でパフォーマンスをしていた。午後は嗄れ声で自分流に声を載せるSIONをまず聞く。彼、昔はNYのアンダーグラウンド系の敏腕奏者を涼しい顔して雇っていたよな。元東京スカパラダイスオーケストラの冷牟田竜之がウエノコウジら豪華奏者たちと組んだスカ・パンク・バンドのDAD MOM GODには会場が一段と沸いた。皆ちゃんと黒傾向の衣服に固め、フレキシブルなホーン音も映える。
会場では何人もの知り合いのミュージシャンと会う。ぼく結婚したんです、と告げてくる人も。おめでとう。隠すつもりもないけど、大々的には発表していない、とか。トッド・ラングレン(2008年4月7日、他)はなぜかロバート・ジョンソン曲をやる出し物バンドでの出演だが、靴が泥だらけにならないよう足元に袋を巻き付けて、彼はお茶目に徘徊。同行ギタリストのジェシーさん、けっこう外見がラングレンに似ていたナ。東京に戻らなければならず、彼の実演は見ていないが、どんなライヴをやったのか。ある人から、実は彼は熱心なECMのファンというのを少し前に聞いたよなー。
出発時の東京は雨天だったものの、会場入りした頃はやんでいた。ただし、曇天にて富士山は見えず、とても残念。1回目に行ったさいに、マサチューセッツのバーク・フェスと似ているとぼくは書いているが、出演者のジェシー・ハリスはボナルーを小さくしたみたいでいい感じ、と言っていた。今年2度目の来日となる彼は今回、ちゃんとバンドでの登場。ドラムはデュオでやった春のとき(2010年4月4日)にも打楽器担当で同行していたビル・ドブロウで、ベースを弾くギレーミ・モンテイロは在NYのブラジリアンたちで組んでいるフォーホー・イン・ザ・ダークのギタリスト。リッチなハリスは新作『スルー・ザ・ナイト』で、彼らをバハマに連れて行って、レコーディングしましたね。モンテイロはリオ出身で、NYに住んで10年とか。今回、初来日。聞けば、途中の東名道のサービス・エリアの売店でアイルトン・セナの額縁を売っていて、感動したとか。車もレースも大好き、だそう。そういえば、今日はF-1の日本グランプリの決勝の日だよなあ(土曜の豪雨で予選が中止、この日に予選と本戦が行われた)。そのフォホー・イン・ザ・ダークの打楽器奏者のマウロ・レフォスコは今やロック界では有名人。レディオヘッドのトム・ヨークやレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーらと組んだアトムズ・フォー・ピースのメンバーであるから。フリーと意気投合したレフォスコはレッド・ホット・チリ・パッパーズの新作レコーディングに加わっているそう。
今回、ハリスはときにがしっと来るリズム隊を得て、全編エレクトリック・ギターを持ちながら歌う。一言で言えば、“ロックなハリス”。でもって、その行間から彼一流のジューシーさがこぼれでる。演目は近2作からのものが多く、バンジョーが大活躍していた09年『ウォッチング・ザ・スカイ』収録曲も新たな形で開かれる。電気ギターを弾き、押し出しが強くなった事で伝わりやすくなったのは、ギタリストとして力量。さりげなくも技あり、さすがギタリストとしての需用もある人だと納得させられました。
また、2曲ではハリスが可愛がる女性シンガー・ソングライターのハンナ・コーエン(すらりとした綺麗な人)が参加。これ以後、彼らは日本ツアーに入るが、その際は中盤に、彼女をフィーチャーする箇所をもうけるとのこと。帰国したら2ヶ月後に彼女はレコーディング入りするそうで、それはハリスのプロデュースなのと聞いたら、その次はそうなるかもしれないけど、今回はキーボード奏者(名前失念)がするとか。ハリスは少しすると、ノラ・ジョーンズの南米ツアーの前座をしますね。
午前中はピアノ・トリオでも野外フェスを謳歌できることを示すJ.A.M.(2010年6月11日。ピアニストの丈青は新生デートコースペンタゴンロイヤルガーデンに参加もしている)や、ザ・マーズ・ヴォルタのオマー・ロドリゲスとも付き合いを持つサクラメントのポスト・ハード・コア・バンドのテラ・メロスを見たりも。後者は3人組とのことだったが、4人でパフォーマンスをしていた。午後は嗄れ声で自分流に声を載せるSIONをまず聞く。彼、昔はNYのアンダーグラウンド系の敏腕奏者を涼しい顔して雇っていたよな。元東京スカパラダイスオーケストラの冷牟田竜之がウエノコウジら豪華奏者たちと組んだスカ・パンク・バンドのDAD MOM GODには会場が一段と沸いた。皆ちゃんと黒傾向の衣服に固め、フレキシブルなホーン音も映える。
会場では何人もの知り合いのミュージシャンと会う。ぼく結婚したんです、と告げてくる人も。おめでとう。隠すつもりもないけど、大々的には発表していない、とか。トッド・ラングレン(2008年4月7日、他)はなぜかロバート・ジョンソン曲をやる出し物バンドでの出演だが、靴が泥だらけにならないよう足元に袋を巻き付けて、彼はお茶目に徘徊。同行ギタリストのジェシーさん、けっこう外見がラングレンに似ていたナ。東京に戻らなければならず、彼の実演は見ていないが、どんなライヴをやったのか。ある人から、実は彼は熱心なECMのファンというのを少し前に聞いたよなー。
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