初めての光景を見た。終盤、名手ライリー(2010年6月16日、他)が袖にいた(のだろう)日本在住ドラマーのトミー・キャンベルを呼び、交代する。ありゃあ。なんでも、腕がつって叩けなくなったという。え、そんなことあるのか。経験豊富なプロフェッショナルなドラマーさえも常軌を逸する負担を抱えずにはいられないほど、ステージ上には熱い何かが渦巻いていたというのか。
気鋭の管楽器奏者をフロントに3人並べ、多くはツイン・ベースで事に当たった新作『バロック』をフォロウする一回こっきりの公演。渋谷・オーチャードホール。大西順子(ピアノ、2007年9月7日、他。マダムな髪型/格好してました)、ジェイムズ・カーター(リード)、ニコラス・ペイトン(トランペット、2010年7月24日)、ワイクリフ・ゴードン(トロンボーン)、レジナルド・ヴィール(ベース、2007年9月7日他)、ハーマン・バーニー(ベース)、ハーリン・ライリー(ドラム)、ローランド・ゲレロ(パーカッション)。バーニー以外はすべてアルバムで弾いていた人、よくぞスケジュールをそろえましたね。
一部チャールズ・ミンガス表現に対する愛をにじませた同作は手練なんだか青いんだかよく判らぬ、でもようやったなーとコックリさせるパワーと醍醐味あふれる仕上がりを見せていたが、それをもとに、再度開き直そうとした実演。もうごんごん、尋常ならぬ何か、ジャズたる凸凹があったのは間違いない。
開演前に、隣の東急本店に開店したマルゼンとジュンク堂のコラボ書店に寄る(HMV渋谷店の閉店と重なるようにできた、という印象をぼくは持つかな)。ほう! 海外に行って、こんな本屋に出あったらドキドキしてずっといるかも。あまり本を必要としないぼくだが、海外に行ったときはけっこう本屋をのぞくよなー。だって、その国の何かに如実に触れることが出来るし、お土産も買えるし。ともあれ、都会に住む恩恵をかなり感じさせる店舗なり。
気鋭の管楽器奏者をフロントに3人並べ、多くはツイン・ベースで事に当たった新作『バロック』をフォロウする一回こっきりの公演。渋谷・オーチャードホール。大西順子(ピアノ、2007年9月7日、他。マダムな髪型/格好してました)、ジェイムズ・カーター(リード)、ニコラス・ペイトン(トランペット、2010年7月24日)、ワイクリフ・ゴードン(トロンボーン)、レジナルド・ヴィール(ベース、2007年9月7日他)、ハーマン・バーニー(ベース)、ハーリン・ライリー(ドラム)、ローランド・ゲレロ(パーカッション)。バーニー以外はすべてアルバムで弾いていた人、よくぞスケジュールをそろえましたね。
一部チャールズ・ミンガス表現に対する愛をにじませた同作は手練なんだか青いんだかよく判らぬ、でもようやったなーとコックリさせるパワーと醍醐味あふれる仕上がりを見せていたが、それをもとに、再度開き直そうとした実演。もうごんごん、尋常ならぬ何か、ジャズたる凸凹があったのは間違いない。
開演前に、隣の東急本店に開店したマルゼンとジュンク堂のコラボ書店に寄る(HMV渋谷店の閉店と重なるようにできた、という印象をぼくは持つかな)。ほう! 海外に行って、こんな本屋に出あったらドキドキしてずっといるかも。あまり本を必要としないぼくだが、海外に行ったときはけっこう本屋をのぞくよなー。だって、その国の何かに如実に触れることが出来るし、お土産も買えるし。ともあれ、都会に住む恩恵をかなり感じさせる店舗なり。
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