2007年アルバム・デビューの英国ロック・バンド、フェスを含め2、3度来日しているはずだが、ぼくは今回初めて見る。渋谷・クラブクアトロ。客層、若い〜。
妖艶ロック味と刹那的ダンス衝動を繋いだデビュー作1枚できっちりと立ち位置を確保した彼らの、やっとリリースされた2作目発表後のライヴ。補助キーボード奏者を入れた5人による実演で、声質の似たベース奏者とシンセ奏者がけっこうユニゾンで歌う。へえ、それだと押し出しは強くなり、無理なく歌力をアピールできるよなー。それに噛み合うように、演奏も凝ってはいないが十分に歌を支え、聞き手を鼓舞する。実は彼らについては、ヘタくそという物言いもあったわけだが、ほぼ生音で勝負したはずのこの晩のライヴはかなりまっとうなものであり、客の熱い受け方もアリだなと感じた。発散のロックの美学、なんて書くと大げさだけど、そういうものを、彼はちゃんと出していたもの……。
妖艶ロック味と刹那的ダンス衝動を繋いだデビュー作1枚できっちりと立ち位置を確保した彼らの、やっとリリースされた2作目発表後のライヴ。補助キーボード奏者を入れた5人による実演で、声質の似たベース奏者とシンセ奏者がけっこうユニゾンで歌う。へえ、それだと押し出しは強くなり、無理なく歌力をアピールできるよなー。それに噛み合うように、演奏も凝ってはいないが十分に歌を支え、聞き手を鼓舞する。実は彼らについては、ヘタくそという物言いもあったわけだが、ほぼ生音で勝負したはずのこの晩のライヴはかなりまっとうなものであり、客の熱い受け方もアリだなと感じた。発散のロックの美学、なんて書くと大げさだけど、そういうものを、彼はちゃんと出していたもの……。
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