タワー・オブ・パワー
2010年5月11日 音楽 40年を超える歴史を持つ、北カリフォルニアの“イースト・ベイ・ファンク”をアイデンティファイする大所帯バンド(2008年5月18日、他)の公演、二人の管楽器奏者やリズム・セクションらはオリジナル・メンバーだ。ツンツンツン、ドクドクドクと前のめり&縦ノリで突き進んで行くような独自のヴァイタルな躍動感覚はさすが減じているところもある(それは、肉体的な衰えとともに、時代のヴァイブと繋がる部分もあるかもしれないし、メンバーが少なからずシスコ/オークランド地区に住んでいないことも左右しているかもしれない)が、何度触れても嬉しCとなる様式や妙味を持つパフォーマンスであるのは間違いない。
六本木・ビルボードライブ東京、セカンド・ショウ。その新作は<タワー・オブ・パワー版ザ・ブルース・ブラザーズ>とも紹介したくなるソウル曲カヴァー集だったが、それを無視のTOPワールドを提示。高揚しつつ、前からなのかもしれないが、以下の2点にへえそうなのと頷く。まず一つは、オルガン奏者がフィーチャーされたときにベーシストのロッコ・プレステアは弾くのをやめ、オルガン奏者は左手でベース・ラインも弾いたのだが、終盤プレステアが弾きだしてもそのベース音の音色やフレイジングの感じがほぼ同じだったこと。あれれれぇ。横には某有名ベーシストがいたのだが、ぼくと同様に驚いていました。それ、プレステアは鍵盤ベース的なニュアンスを持つベースを弾いていたということを示すのか? それからもう一つは、1曲でリーダー/テナー・サックスのエミリオ・キャスティロがリード・ヴォーカルを取ったこと。けっこう、いい感じではなかったか。芸風、ひろがっているぅ。最後のほう、エリック宮城(トランペット)がゲスト入りした。
アンコール曲(だったかな?)は名バラード「ユーアー・スティル・ア・ヤング・マン」。彼らは当初から怒濤のビート曲と和みのスロウによる2本立て表現で勝負してきたが、ぼくはどうにも後者が苦手でしょうがなかった(なんで、ファンキーなアップ曲だけでアルバム作らないのかといつも思っていました)ことを思い出す。←いや、あのバラードのときのリズム隊の切れを抱えたまろみこそが彼らの凄さなんだよと年長者から諭されたことがあったような。さすが、今はこのヒット曲に心から浸れる耳の広さを持ち得るようにはなりましたが。デモ、ヤッパリふぁんきーナ曲ダケヤッテクレタホウガ嬉シイ、かな?
六本木・ビルボードライブ東京、セカンド・ショウ。その新作は<タワー・オブ・パワー版ザ・ブルース・ブラザーズ>とも紹介したくなるソウル曲カヴァー集だったが、それを無視のTOPワールドを提示。高揚しつつ、前からなのかもしれないが、以下の2点にへえそうなのと頷く。まず一つは、オルガン奏者がフィーチャーされたときにベーシストのロッコ・プレステアは弾くのをやめ、オルガン奏者は左手でベース・ラインも弾いたのだが、終盤プレステアが弾きだしてもそのベース音の音色やフレイジングの感じがほぼ同じだったこと。あれれれぇ。横には某有名ベーシストがいたのだが、ぼくと同様に驚いていました。それ、プレステアは鍵盤ベース的なニュアンスを持つベースを弾いていたということを示すのか? それからもう一つは、1曲でリーダー/テナー・サックスのエミリオ・キャスティロがリード・ヴォーカルを取ったこと。けっこう、いい感じではなかったか。芸風、ひろがっているぅ。最後のほう、エリック宮城(トランペット)がゲスト入りした。
アンコール曲(だったかな?)は名バラード「ユーアー・スティル・ア・ヤング・マン」。彼らは当初から怒濤のビート曲と和みのスロウによる2本立て表現で勝負してきたが、ぼくはどうにも後者が苦手でしょうがなかった(なんで、ファンキーなアップ曲だけでアルバム作らないのかといつも思っていました)ことを思い出す。←いや、あのバラードのときのリズム隊の切れを抱えたまろみこそが彼らの凄さなんだよと年長者から諭されたことがあったような。さすが、今はこのヒット曲に心から浸れる耳の広さを持ち得るようにはなりましたが。デモ、ヤッパリふぁんきーナ曲ダケヤッテクレタホウガ嬉シイ、かな?
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