クリスティーナ・トレイン
2010年4月1日 音楽 トレインさんはブルーノートが送り出した米国南部育ちのシンガー・ソングライター。いい感じの癒し味を持つ人で、アーティスト自我の拡大とともに生理的にどんどんコワれ気味となり一般的好みから遠ざかって行くノラ・ジョーンズ(2010年1月20日、他)の後釜となることをおおいに期待されて同社から送り出されたのが、随所からよく分かる人。そのセルフ・タイトルのデビュー作(プロデュースはスザンヌ・ヴェガ;2008年1月24日のブルーノートからの復帰盤をソツなく手がけた英国人ジミー・ホガース)を聞くと、絶妙にいい曲といい歌声(スモーキーという、形容もアリか)が重なった視野の広い表現が並んでいて、大人ポップの好盤として胸を張って推せます。
オープナーは、ぼくがアルバムのなかで一番好きだった「コール・イン・ザ・メイカー」でびっくり。悠然としたなかからソウルネスや情がすうっと浮き立つ、物凄い好曲(3月中旬にDJをやり、リサンドロ・アリスティムーニョらと一緒にかけたときも評判良かった)。うーん、もう少し、盛り上がってから聞きたかったかも。
ステージに登場した彼女はけっこう大柄で、見栄えもする人であったか。まだ、20代半ばだろうが、悠々とワタシを開いて行く様は新人離れしている。パフォーマンスはピアノ/キーボード、ギター、女性コーラス(影が薄い)という布陣によるもの。2、3曲で、彼女はヴァイオリンを手にして(どっちかというと、フィドル的なサバけた奏法を見せたか)歌ったりもしたが、もう少し厚いバッキング音で歌ってほしかったという感想も持つ。奏者たちは楽譜を前に置いていなかったので、それなりに一緒に場数を踏んでいる人たちと思われる。南青山・ブルーノート東京、セカンド・ショウ。
オープナーは、ぼくがアルバムのなかで一番好きだった「コール・イン・ザ・メイカー」でびっくり。悠然としたなかからソウルネスや情がすうっと浮き立つ、物凄い好曲(3月中旬にDJをやり、リサンドロ・アリスティムーニョらと一緒にかけたときも評判良かった)。うーん、もう少し、盛り上がってから聞きたかったかも。
ステージに登場した彼女はけっこう大柄で、見栄えもする人であったか。まだ、20代半ばだろうが、悠々とワタシを開いて行く様は新人離れしている。パフォーマンスはピアノ/キーボード、ギター、女性コーラス(影が薄い)という布陣によるもの。2、3曲で、彼女はヴァイオリンを手にして(どっちかというと、フィドル的なサバけた奏法を見せたか)歌ったりもしたが、もう少し厚いバッキング音で歌ってほしかったという感想も持つ。奏者たちは楽譜を前に置いていなかったので、それなりに一緒に場数を踏んでいる人たちと思われる。南青山・ブルーノート東京、セカンド・ショウ。
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