ジュールズ・ホランド・アンド・ヒズ・リズム&ブルース・オーケストラ
2010年3月24日 音楽 英国ひねくれビート・ポップの雄たるスクイーズにいたキーボード奏者で、今はTV音楽番組の司会者をやっていて本国では相当な知名度を持つというジュールズ・ホランドがずっと抱えている大所帯R&Bプロジェクトを日本で見れるとは! 南青山・ブルーノート東京、セカンド・ショウ。外国人客比率たかかったかな。
ステージには、五管(テナー、アルト、トランペット、2トロンボーン)、ギター、ベース、ドラムが並び、そこに3人の女性歌手が加わる。多くは、ホランド表現の常連のよう。ドラムのギルソン・デイヴィスは初期からスクイーズで叩いていた人物。見た目が一番渋いギター奏者(マーク・フラナガン)はロバート・プラントやレイ・デイヴィス作なんかにも名前が見られる。また、トロンボーン奏者の一人はスカ偉人のリコ・ロドリゲス! 一番反対側の奥にいてあまり見えなかったがセクション音演奏にはあまり参加していなかったような。彼は2曲で前に出てきて余裕でソロを取った。
ブギウギっぽいピアノの弾き方を多用する(なんか、ニューオーリンズ的な奏法もするというイメージを持っていたが、それはなし)ホランドのリーダーシップのもと、R&Bやスカなんかの要素が絡む、とても娯楽性に富んだパフォーマンスが続けられる。やっていること自体の難易度は高くなく、皆で楽しめればいいじゃん的な志向をそれらは持つ。曲のおおくは懐メロのカヴァーだったのかな? スクイーズはグレン・ティルブルック(2009年7月26日、他)とクリス・ディフォードの共作曲をやるバンドだったしね。ホランドはよく通る声で歌うが、あまりコクはない。3人のシンガーは曲によっては中央にでてきてリード・ヴォーカルを取るが、太っちょのシンガーがなんとルビー・ターナーと紹介されてびっくり。80年代中期にジャイヴ・レコードを通して、歌えるUKソウルの新進としてかなりプッシュされた人。ぼくは、87年にロイヤル・アルバート・ホールで見たことがありました。
英国人のR&B好きの襞、あっけらかんと表れる。どこか、パブ・ロック的なまったりさが出ていたところもあったか。そんな彼ら、年内コンスタントに各所でライヴをする予定が入っている。
ステージには、五管(テナー、アルト、トランペット、2トロンボーン)、ギター、ベース、ドラムが並び、そこに3人の女性歌手が加わる。多くは、ホランド表現の常連のよう。ドラムのギルソン・デイヴィスは初期からスクイーズで叩いていた人物。見た目が一番渋いギター奏者(マーク・フラナガン)はロバート・プラントやレイ・デイヴィス作なんかにも名前が見られる。また、トロンボーン奏者の一人はスカ偉人のリコ・ロドリゲス! 一番反対側の奥にいてあまり見えなかったがセクション音演奏にはあまり参加していなかったような。彼は2曲で前に出てきて余裕でソロを取った。
ブギウギっぽいピアノの弾き方を多用する(なんか、ニューオーリンズ的な奏法もするというイメージを持っていたが、それはなし)ホランドのリーダーシップのもと、R&Bやスカなんかの要素が絡む、とても娯楽性に富んだパフォーマンスが続けられる。やっていること自体の難易度は高くなく、皆で楽しめればいいじゃん的な志向をそれらは持つ。曲のおおくは懐メロのカヴァーだったのかな? スクイーズはグレン・ティルブルック(2009年7月26日、他)とクリス・ディフォードの共作曲をやるバンドだったしね。ホランドはよく通る声で歌うが、あまりコクはない。3人のシンガーは曲によっては中央にでてきてリード・ヴォーカルを取るが、太っちょのシンガーがなんとルビー・ターナーと紹介されてびっくり。80年代中期にジャイヴ・レコードを通して、歌えるUKソウルの新進としてかなりプッシュされた人。ぼくは、87年にロイヤル・アルバート・ホールで見たことがありました。
英国人のR&B好きの襞、あっけらかんと表れる。どこか、パブ・ロック的なまったりさが出ていたところもあったか。そんな彼ら、年内コンスタントに各所でライヴをする予定が入っている。
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