マンハッタン・トランスファー
2010年3月21日 音楽 昨年でメジャー(アトランティック)からデビューして、もう35年。でもって、今の同じ顔ぶれで活動して、もう30年にもなるそうな。そんな、ジャズ界きってのヴォーカル・グループの公演を、ブルーノート東京(セカンド・ショウ)で見る。面々(男性二人女性二人)は70代〜50代、さすがステージに出てきた4人を見て、老けたなあと思う。人間だったらグループをずっと続けていくにはいろいろ大変なこともあるだろうけど、見た目には、そういう部分を一切感じさせないのはさすが。メジャー契約は失っているものの、だからこそ今も第一線で活躍できているのだろう←なんか、当たり前の言い方だなあ。それから、趣味良く演奏するピアノ/キーボード奏者も79年以降、ずっと音楽監督を務めていると、MCで言っていた。
伝統を受けつつ、洒脱に、自在に声を重ねる。アリっす。洒脱技巧ジャズ・ヴォーカルの雄ジョン・ヘンドリックス絡みの曲を複数やって、彼が在籍したランバート・ヘンドリックス&ロスあたりは、その起点にあるものなのかなとふと思う。ふむ、そのうち、ちゃんとジョン・ヘンドリックスのこともいろいろ探求したいナ。マンハッタン・トランスファーの新作はチック・コリア曲集だが、コリアの「ジ・ワン・ステップ」をヴァン・ダイク・パークスとメンバーのアラン・ポールがヴォーカル曲にした「ワン・ステップ・クローサー」にはるんるん。ぼくはそれほどコリアにはまった事はないが、その曲がオープナーに置かれた彼の78 年作『フレンズ』は大昔にジャズ入門盤としてよく聞いたのだ。
後半はベース奏者が電気に持ち替えて、わりと80年前後の一番売れたハイパー期のナンバーを続ける。最後の2曲は、その代名詞的な「トワイライト・ゾーン」と「バードランド」2連発。へえ、2曲ともリードはジャニス・シーゲルがとっていたのか(ファンなら皆、知っていることかもしれぬが)。彼女はボビー・マクファーリン(2004年2月3日)の野心的ヴォイス・オーケストラに加わるなど、メンバー4人のなかでは一番前を向いた興味を持っているという所感を持っていましたが。
南青山・ブルーノート東京、セカンド・ショウ。昼間は完全に春だったが、日暮れとともに気温は急降下。帰り道、風があることもあって、寒すぎ。どこにも寄らずに、帰宅。気候が温んでからの寒さは本当にこたえます。
伝統を受けつつ、洒脱に、自在に声を重ねる。アリっす。洒脱技巧ジャズ・ヴォーカルの雄ジョン・ヘンドリックス絡みの曲を複数やって、彼が在籍したランバート・ヘンドリックス&ロスあたりは、その起点にあるものなのかなとふと思う。ふむ、そのうち、ちゃんとジョン・ヘンドリックスのこともいろいろ探求したいナ。マンハッタン・トランスファーの新作はチック・コリア曲集だが、コリアの「ジ・ワン・ステップ」をヴァン・ダイク・パークスとメンバーのアラン・ポールがヴォーカル曲にした「ワン・ステップ・クローサー」にはるんるん。ぼくはそれほどコリアにはまった事はないが、その曲がオープナーに置かれた彼の78 年作『フレンズ』は大昔にジャズ入門盤としてよく聞いたのだ。
後半はベース奏者が電気に持ち替えて、わりと80年前後の一番売れたハイパー期のナンバーを続ける。最後の2曲は、その代名詞的な「トワイライト・ゾーン」と「バードランド」2連発。へえ、2曲ともリードはジャニス・シーゲルがとっていたのか(ファンなら皆、知っていることかもしれぬが)。彼女はボビー・マクファーリン(2004年2月3日)の野心的ヴォイス・オーケストラに加わるなど、メンバー4人のなかでは一番前を向いた興味を持っているという所感を持っていましたが。
南青山・ブルーノート東京、セカンド・ショウ。昼間は完全に春だったが、日暮れとともに気温は急降下。帰り道、風があることもあって、寒すぎ。どこにも寄らずに、帰宅。気候が温んでからの寒さは本当にこたえます。
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