NY在住の、ジャズ・ピアニスト(2005年8月21日、2009年6月7日)。日本人リズム・セクション(須川崇志と岡田慶太)を率いてのもので、六本木・ビルボードライブ東京(セカンド・ショウ)。やはり、やんちゃというか、変わった人だよな。マジック・ショーの定番みたいなちゃらい音楽をかけるなかステージに登場し、本編の演奏は1時間ちょうど。が、アンコールで出てきて「2部のスタートです」、みたいなベタなMCをしたあと、30分ぐらいは演奏。なんか、変。私は私であらんとする様がMCや演奏〜構成の随所からこぼれる。はは。
冒頭は、シカゴ(2010年2月19日)の「サタディ・イン・ザ・パーク」とスウィング・ジャズの超スタンダード「シング・シング・シング」を騙し絵的に何度か交錯させたもの。で、そのとき、スタンウェイのグランド・ピアノは電気加工されたキーボード的な音を出す。??? なんでも、モウグ社のピアノ・バーというエフェクターを使用、それはピアノ音をバーでスキャナーしデジタル音化するという、けったいなものらしい。彼女はこの曲と後でやった「ジャイアント・ステップス」でも大々的にこの装置を使った。あと、引用と言えば、彼女はアンコールでやった「クレオパトラの夢」(バド・パウエル曲)では、日本の懐メロ「学生時代」を飄々差し込む。
残りは一応まっとうな純ジャズのフォーマットでやったはずだが、やはりなんか一筋縄で行かないと言うか、本人がどこかではっちゃけないと気がすまないというか。曲もファースト・セットでやらない曲をやろう、と言っていたな。ときには、ストライド調で行くなど、演奏語彙もいろいろ。とかなんとか……その総体は彼女はどーにもジャズを愛しているんだなと皮膚感覚で思わせるものではなかったか。ダカラコソ、彼女ハ奔放ニ、自分ノ思ウママ振ル舞ッテイル!
冒頭は、シカゴ(2010年2月19日)の「サタディ・イン・ザ・パーク」とスウィング・ジャズの超スタンダード「シング・シング・シング」を騙し絵的に何度か交錯させたもの。で、そのとき、スタンウェイのグランド・ピアノは電気加工されたキーボード的な音を出す。??? なんでも、モウグ社のピアノ・バーというエフェクターを使用、それはピアノ音をバーでスキャナーしデジタル音化するという、けったいなものらしい。彼女はこの曲と後でやった「ジャイアント・ステップス」でも大々的にこの装置を使った。あと、引用と言えば、彼女はアンコールでやった「クレオパトラの夢」(バド・パウエル曲)では、日本の懐メロ「学生時代」を飄々差し込む。
残りは一応まっとうな純ジャズのフォーマットでやったはずだが、やはりなんか一筋縄で行かないと言うか、本人がどこかではっちゃけないと気がすまないというか。曲もファースト・セットでやらない曲をやろう、と言っていたな。ときには、ストライド調で行くなど、演奏語彙もいろいろ。とかなんとか……その総体は彼女はどーにもジャズを愛しているんだなと皮膚感覚で思わせるものではなかったか。ダカラコソ、彼女ハ奔放ニ、自分ノ思ウママ振ル舞ッテイル!
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