18時すぎ、家を出ると、雨が雪に変わっている。うわ、そりゃ寒いはずだ(夜半に帰宅するときは雨になっていたが、それなりに積もっていた)。丸の内・コットンクラブ、ファースト・ショウ。
いいライヴだったネ、見終わった後、自然にそんな感想が生まれてきそうな実演だったな。リンス(2002年5月1日、2009年3月17日)は今回少し趣向を変えて(?)ホーム・タウンであるリオにまつわる歌をいろいろ歌ったようだが、ほんわか歌心が舞う様はほんといい感じ。毎度おなじみのメンバー(鍵盤、電気ベース、ドラム)との実演、その3人のバッキング・ヴォーカルもいい風情を出しており、それは音楽が生まれる場の歓びを呼んでいたのは間違いない。レギュラーのサックス奏者をオミットしてのパフォーマンスだったのだが、フュージョンぽさをあまり感じさせなかったのは、そのせいもあるのかな。とにかく、インティメントなバンド力学のもと開かれるブラジル的なくつろぎの気持ちににっこり。昨年出た、蘭のフル・オーケストラを従えたライヴ盤もかなり良かったが、リンスさん好調のようだ。
ステージ横にマイクと譜面台が置いてあるぞと思ったら、後半部にはトロンボーン奏者の村田陽一(2005年1月7日、他)が出てくる。村田は1月にリオでイヴァン・リンスとの共演アルバムをレコーディングしたばかり、そりゃ客演も当然か。で、アンコール曲も含めて、じっくり5曲も一緒にやる。演奏曲はそのアルバムに入る両者が書いたオリジナル曲のようだが、あたかもそれらは、ゆったりしたサウンドやメロディに乗って、リンスの歌と村田のトロンボーンがしなやかにデュエットしているよう。この晩、改めてトロンボーンが肉声の音域に近い楽器であるのを再確認させられました。その共演作が楽しみ。
いいライヴだったネ、見終わった後、自然にそんな感想が生まれてきそうな実演だったな。リンス(2002年5月1日、2009年3月17日)は今回少し趣向を変えて(?)ホーム・タウンであるリオにまつわる歌をいろいろ歌ったようだが、ほんわか歌心が舞う様はほんといい感じ。毎度おなじみのメンバー(鍵盤、電気ベース、ドラム)との実演、その3人のバッキング・ヴォーカルもいい風情を出しており、それは音楽が生まれる場の歓びを呼んでいたのは間違いない。レギュラーのサックス奏者をオミットしてのパフォーマンスだったのだが、フュージョンぽさをあまり感じさせなかったのは、そのせいもあるのかな。とにかく、インティメントなバンド力学のもと開かれるブラジル的なくつろぎの気持ちににっこり。昨年出た、蘭のフル・オーケストラを従えたライヴ盤もかなり良かったが、リンスさん好調のようだ。
ステージ横にマイクと譜面台が置いてあるぞと思ったら、後半部にはトロンボーン奏者の村田陽一(2005年1月7日、他)が出てくる。村田は1月にリオでイヴァン・リンスとの共演アルバムをレコーディングしたばかり、そりゃ客演も当然か。で、アンコール曲も含めて、じっくり5曲も一緒にやる。演奏曲はそのアルバムに入る両者が書いたオリジナル曲のようだが、あたかもそれらは、ゆったりしたサウンドやメロディに乗って、リンスの歌と村田のトロンボーンがしなやかにデュエットしているよう。この晩、改めてトロンボーンが肉声の音域に近い楽器であるのを再確認させられました。その共演作が楽しみ。
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