00年ソロ・デビュー作はトム・ダウド(アトランティックR&B畑裏方育ち。エリック・クラプトン関連諸作の制作で一番知られるか)のプロデュース、以降ずっとインディからアルバムをリリースしつつ、その道で支持者をけっこう集めている、77年生まれの米国のブルース・ロッカー。会場は代官山・ユニット、日本での知名度はどうなのかなと思って会場入りしたら、けっこう混んでいる。で、普通のロック公演とは少し客層が違うぞとすぐに了解。かといって、普通のブルース公演とも異なる客層であるもぼくは感じる。年齢層は少し高めで外国人比率も少し高め、うまく説明できないが、なんかここのところあまり感じないヴァイブが会場内にはあったような。
とうぜん歌も歌うギター弾きの彼に加え、キーボード、ベース、ドラムという布陣。で、ブルーズに根ざしたどすこい系ロックのいろんなパターンをおおかた聞かせますという感じで、次から次へと楽曲を繰り出す。マイナー・キーのブルース有名曲「ソー・メニー・ローズ」とか、エリック・クラプトンでも知られるシャッフルのブルース「ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード」とか、他人曲も屈託なく披露。実はアルバムを聞くと、自慢のギター演奏を聞かせ倒すというよりはバランス感覚を持つアーシーなロック表現をソツなく聞かせるという印象を得るが、実演を見てもその事は感じさせるかな。とっても声質が軽い(けっこう、表面を整えるように綺麗に歌おうともする)うえに、ブルースにありがちな酔狂さ、突き抜け感、危なさ、駄目ダメ感なんかを彼はあまり持っていないから。まあ、曲を重ねるうちにどんどんサバけてはいったけど。急用が入って全部見れなかったのだが、終盤はどうなったのだろうか。
彼が17歳のとき組んでアルバムも出しているボーダーラインというバンド(今の姿をも少し溌剌にした感じ? 早熟だったのはよく解る)はマイルス・デイヴィスの息子(エリン・デイヴィス、ドラム)やジ・オールマンズ・ブラザーズのベリー・オークリーの息子(ベリー・オークリーJr.、ベース)たちとのバンドだった。エリン・デイヴィスはおやじの晩年のライヴ盤に名前が見られたりもする。
とうぜん歌も歌うギター弾きの彼に加え、キーボード、ベース、ドラムという布陣。で、ブルーズに根ざしたどすこい系ロックのいろんなパターンをおおかた聞かせますという感じで、次から次へと楽曲を繰り出す。マイナー・キーのブルース有名曲「ソー・メニー・ローズ」とか、エリック・クラプトンでも知られるシャッフルのブルース「ファーザー・オン・アップ・ザ・ロード」とか、他人曲も屈託なく披露。実はアルバムを聞くと、自慢のギター演奏を聞かせ倒すというよりはバランス感覚を持つアーシーなロック表現をソツなく聞かせるという印象を得るが、実演を見てもその事は感じさせるかな。とっても声質が軽い(けっこう、表面を整えるように綺麗に歌おうともする)うえに、ブルースにありがちな酔狂さ、突き抜け感、危なさ、駄目ダメ感なんかを彼はあまり持っていないから。まあ、曲を重ねるうちにどんどんサバけてはいったけど。急用が入って全部見れなかったのだが、終盤はどうなったのだろうか。
彼が17歳のとき組んでアルバムも出しているボーダーラインというバンド(今の姿をも少し溌剌にした感じ? 早熟だったのはよく解る)はマイルス・デイヴィスの息子(エリン・デイヴィス、ドラム)やジ・オールマンズ・ブラザーズのベリー・オークリーの息子(ベリー・オークリーJr.、ベース)たちとのバンドだった。エリン・デイヴィスはおやじの晩年のライヴ盤に名前が見られたりもする。
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