今年2度目の来日(2009年4月1日)、新人ジャズ歌手としては日本で破格のセールスをあげてしまったんだそう。丸の内・コットンクラブ。なるほど、5日間もやる公演の最終日最終のショウに行ったのだが、すげえ客が入っていた。“美しすぎるジャズ・シンガー”というキャッチが日本では付けられたが、その大げさな売り文句はどのぐらい好成績にプラスに働いたのか。ともあれ、とてもまっとうなサイドマン(ピアノ、ギター、ベース、ドラム)を率いてのもので、気をてらわない選曲のもと、多くの人が親しめるだろうジャズ・ヴォーカリスト像を開いて行く。ソツなくスキャットも曲によってはかまし、円満にして、少しきらびやかで洒落てて、なんとなくレトロなところもあって……。少し喉が疲れているのかもと思ったが、どうだったのかなー。
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