今年の彼女のブルーノート公演はウィル・リー(2008年12月7日、他)とクリス・パーカーという二人の米国東海岸敏腕スタジオ系奏者を従えてのもの。旧知の間柄でもあり、矢野顕子(2008年12月14日、他)もくつろぎつつ、心を許してライヴを楽しんでいるという感じ。3人がともにお互いを認め合い、アイコンタクトや笑顔を交わしつつ、おなじみの矢野曲がこの日のヴァージョンとして編み上げられていく。なるほど、”矢野顕子トリオ”かも。前年のマーク・リーボウとのデュオ・パフォーマンス(2008年8月3日)のような跳びや刺は望むべくもないが、おいしい天衣無縫な自在さは横溢。うれしい、音楽醸造の場……。
パーカーはスタッフでスティーヴ・ガッドとコンビを組んで名前が知られるようになった人だが、もともとはウッドストック周辺でポール・バターフィールドやボニー・レイットらとやっていた。ブルーノート東京に山ほどサイドマンで出ているだろう(ハイラム・ブロック関連が多いかな。2003 年6月12日、2001年5月31日、他)リーは曲によってはコーラスを付けたり、少しリード・ヴォーカルを取ったりも。そのいい感じの様(だいぶ前にクスリ地獄を脱し爽やかにお茶目に、いい人っぽくパフォーマンスにあたっている様はホントに良い感じだ)に触れながら、またヴォーカル・アルバムを作らないかなあと思う。彼のゴー・ジャズ発の93年リーダー作『Oh!』(もしかして、彼唯一のリーダー作?)は秀逸な大人ポップ作。権利を持つ(丸の内の)コットンクラブは新曲加えて出し直したりしないかな。南青山・ブルーノート東京、セカンド。
パーカーはスタッフでスティーヴ・ガッドとコンビを組んで名前が知られるようになった人だが、もともとはウッドストック周辺でポール・バターフィールドやボニー・レイットらとやっていた。ブルーノート東京に山ほどサイドマンで出ているだろう(ハイラム・ブロック関連が多いかな。2003 年6月12日、2001年5月31日、他)リーは曲によってはコーラスを付けたり、少しリード・ヴォーカルを取ったりも。そのいい感じの様(だいぶ前にクスリ地獄を脱し爽やかにお茶目に、いい人っぽくパフォーマンスにあたっている様はホントに良い感じだ)に触れながら、またヴォーカル・アルバムを作らないかなあと思う。彼のゴー・ジャズ発の93年リーダー作『Oh!』(もしかして、彼唯一のリーダー作?)は秀逸な大人ポップ作。権利を持つ(丸の内の)コットンクラブは新曲加えて出し直したりしないかな。南青山・ブルーノート東京、セカンド。
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