イエロージャケッツ公演時(2009年3月23日)の客演の風情が好印象で、単独公演も見に行く。南青山・ブルーノート東京、セカンド・ショウ。ランディ・ブレッカー(トランペット)、クリス・ミン・ドーキー(電気ベース、電気縦ベース)、デイヴ・ウェックル(ドラム)というフュージョン有名奏者を従えてのもの(みんな、いろいろリーダー作を出しているよな)で、手堅いフュージョン演奏を繰り広げる。
スターンはテレキャスター系のモデルを使用、フュージョン方面奏者としては珍しいよなと思いつつ、スティーヴ・カーンもかつてはよく使っていたっけか。実は、ワンパターンなところもなくはないが、カーンはコンテンポラリー・ジャズ/フュージョン系のギター奏者のなかでぼくが一番好きな人だ。近年、日本のインディ“55レコード”を通してプロダクツを出している彼だが、とんと来日の話は聞かない。かなしいのお。ランディ・ブレッカーはテナー・サックス奏者の弟のマイケル(2004年2月13日、他)と比較すると才は劣ると言わざるを得ないが、年の離れた女性を食しつつ笑顔でスーダラ生きている。人生いろいろ、何が幸せかは分からない。四半世紀前に“スティーヴ・ガッド(2004年1月27日)二世”的な捉えられ方で知名度を広げたウェックルの本編最後の曲のソロにおける叩き込みには少し発汗。彼はこれまで生きてきた時間の何%、スティックを握っているのか。ピアノ貴公士的な佇まいを残す兄のニルス・ラン・ドーキー(2007年4月16日)と違い、弟クリスはけっこうおっさんぽく、また気安そう。
スターンはときどきはしゃぐ素振りをみせたが、この前よりは控え目。客演であったあのときは、盛り上げなきゃという気遣いが逆にあったのかもしれない。いい人なんだろうな。彼はオレは音楽やるのが好きで好きでしょうがないんだァという純な気持ちをとっても外に出せる人ナリ。アンコールはなんとザ・ブレッカー・ブラザーズの「サム・スカンク・ファンク」を、高速でバリっと。客も湧くし、本人たちもやってて楽しそう。
スターンはテレキャスター系のモデルを使用、フュージョン方面奏者としては珍しいよなと思いつつ、スティーヴ・カーンもかつてはよく使っていたっけか。実は、ワンパターンなところもなくはないが、カーンはコンテンポラリー・ジャズ/フュージョン系のギター奏者のなかでぼくが一番好きな人だ。近年、日本のインディ“55レコード”を通してプロダクツを出している彼だが、とんと来日の話は聞かない。かなしいのお。ランディ・ブレッカーはテナー・サックス奏者の弟のマイケル(2004年2月13日、他)と比較すると才は劣ると言わざるを得ないが、年の離れた女性を食しつつ笑顔でスーダラ生きている。人生いろいろ、何が幸せかは分からない。四半世紀前に“スティーヴ・ガッド(2004年1月27日)二世”的な捉えられ方で知名度を広げたウェックルの本編最後の曲のソロにおける叩き込みには少し発汗。彼はこれまで生きてきた時間の何%、スティックを握っているのか。ピアノ貴公士的な佇まいを残す兄のニルス・ラン・ドーキー(2007年4月16日)と違い、弟クリスはけっこうおっさんぽく、また気安そう。
スターンはときどきはしゃぐ素振りをみせたが、この前よりは控え目。客演であったあのときは、盛り上げなきゃという気遣いが逆にあったのかもしれない。いい人なんだろうな。彼はオレは音楽やるのが好きで好きでしょうがないんだァという純な気持ちをとっても外に出せる人ナリ。アンコールはなんとザ・ブレッカー・ブラザーズの「サム・スカンク・ファンク」を、高速でバリっと。客も湧くし、本人たちもやってて楽しそう。
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