六本木・ビルボードライブ東京(セカンド・ショウ)にて、ニューオーリンズR&B偉人(2006年5月31日、6月1日)の1年半ぶりの来日公演。やはり、御大はスーツをパリっと来て登場。前回(2007年10月21日)のさいは、サックス、電気ベース、ドラムがサポートしたが、今回はそこにギタリストがつく。お、そのレナード・ポーチェはぼくがニューオーリンズで見たギグ(2007年2月2日、3日)で弾いてた人じゃないか。いい感じなちょいヤクザなルックスなので、すぐに分かる。ちなみに、サックス奏者(クラリネットも吹く)とドラマーは前回のときと同じ。今回、6弦の電気ベースを弾いていたのは、ブライアン・ブレイドのフェロウシップ(2008年9月4日)のとき来ている人のよう。みんなトゥーサンとの付き合いは当然長く、実は94年にブルーノート東京でやったとき(全8人と豪華編成だった)は今回のサポート陣はみんな同行していたらしい。
彼がノンサッチに移籍して出した管音の絡みが印象的なトラッド/スタンダードを素材にしたセピア調インスト作『ザ・ブラインド・ミシシッピ』を出した後だけに、その手の流れを汲む非ヴォーカル曲が散見されたのが今回のポイントか。もちろん、編成が異なるため、その再演にはならないけれど(同じ回に来ていたピーター・バラカンさんが、NYでアルバムと同じ編成でのライヴをやったんですよと言っていたな)。やっぱ、ぼくは軽妙に歌うほうがいいな。ともあれ、何度触れてもいい、おいしいニューオーリンズの何かが活きたメロウな実演。笑顔になれるう〜。
彼がノンサッチに移籍して出した管音の絡みが印象的なトラッド/スタンダードを素材にしたセピア調インスト作『ザ・ブラインド・ミシシッピ』を出した後だけに、その手の流れを汲む非ヴォーカル曲が散見されたのが今回のポイントか。もちろん、編成が異なるため、その再演にはならないけれど(同じ回に来ていたピーター・バラカンさんが、NYでアルバムと同じ編成でのライヴをやったんですよと言っていたな)。やっぱ、ぼくは軽妙に歌うほうがいいな。ともあれ、何度触れてもいい、おいしいニューオーリンズの何かが活きたメロウな実演。笑顔になれるう〜。
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