畠山美由紀ウィズ・ジェシー・ハリス
2009年3月31日 音楽 南青山・ブルーノート、ファースト・ショウ。07年に共演アルバムを出している日本人歌手と米国人シンガー・ソングライター(2007年3月11日、他)、二人(だけ)によるショウ。基本、共演アルバム収録曲を中心に畠山が歌い(けっこう、英語の歌もあったな)、ハリスがシンプルに伴奏する。やんわり、笑顔で和気あいあい。1時間20分ぐらいで、20曲はやったはず。アンコールの曲は日本の古い歌「浜辺の歌」だった。ハリスはギターだけでなく、新作『ウォッチ・ザ・スカイ』同様に、ギター・バンジョー(6弦で、チューニングもギターと同じ。ゆえに、ギターと同様の弾き方でバンジョーの音を出せるという)を多用。中盤で、4曲彼は自分の歌を歌う。彼をアイデンティファイする「ドント・ノー・ホワイ」もバンジョー・ヴァージョンで披露。一時はこのノラ・ジョーンズによる大ヒット曲が重荷になったそう(歌わないようにしていたこともあった)だが、今はなんとなくふっきれて、日本にくる前の米国ツアーでも笑顔で連日歌ったという。そういえば、ハリスのホームページには、スモーキー・ロビンソンがTVショウでこの曲を自分流に歌った映像が載せられている。理由を尋ねたら、「あの人があんなふうに歌ってくれて冥利につきるから」。同サイトには、デイヴィッド・レターマン・ショウに新作プロモーションのために最近ライヴ出演したさいの模様もアップされている。そこには、トニー・シェアー(2005年12月29日、他。12/31の項に記載)とダン・リーサー(2009年3月1日、他)とともに、ノラ・ジョーンズ(2007年3月11日、他)もピアノとバック・コーラスで参加している。
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