ディアフーフ

2009年2月1日 音楽
 日本人女性シンガー/ベーシストを擁するシスコの4人組(2004年3月18日)のショウは恵比寿・リキッドルームにて。素晴らしかった。5日前のバーンもそうとう良かったが、これにも高揚したな。まず、感じたのはこんなにうまかったっけ。メリハリと瞬発力に富んだドラム、絡み合いながらあっち側にふっとんで行くような2本のギター。そして、そこにちょこんと乗って戯れるサトミさん。気分屋っぽいというか、けっこう気ままな行き方を取っているとも言えそうだが、そのなかから乾いたファンクネスや剛性感も感じさせるのだから、これはうれしい。ウィットも山ほど存在。そして、全体的には枠を取り払った自在のロックというもの像に実を結ぶわけで……。その新作を昨年のクロスビート誌の年間ベスト10に入れた判断はまこと正解だったな。胸をなでおろす。




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