ザ・スウェル・シーズン。ドノヴァン・フランケンレイター
2009年1月15日 音楽 ちっぽけな個人映画でもちゃんと内容があれば大きな支持を受け、米国〜ハリウッドも頭を垂れる……近年、その最良の例と言えるかもしれない映画『onceダブリンの街角で』(その音楽はアカデミー賞もグラミー賞も該当部門を獲得)の主人公の男女お二人、もといアイルランドの人気ロック・バンドであるザ・フレイムズのグレン・ハンサード(ギター、ヴォーカル)と彼の若い音楽仲間であるチェコ人のマルケタ・イルグノヴァ(ピアノ、ヴォーカル)、2人によるユニットの公演。『onceダブリンの街角で』の監督がザ・フレイムズでベースを弾いていた事が縁で、本来音楽しか担当しないはずのハンサードたちは映画に出ることになったというが、そういう話も含めて、<ハプニングの素敵>を感じちゃうな。
渋谷・クラブクアトロ、めっちゃ入っていて、客は熱烈な反応。ベース、ヴァイオリン、ギター/キーボード、ドラムがサポート。彼らは、ザ・フレイムズのメンバーたちが主になるようだ。最初はハンサードがアコースティック・ギター(使いすぎて、カッティングがあたってボディに穴があいている。いまやトレードマーク?)の弾き語り。おお、一発目から振り絞るように熱唱。続いて、イルグノヴァが出てきてデュオとなり、3曲目からは基本バンドにて。が、曲によって、臨機応変なバッキングがなされたとも書けるかな。ときに、イグノヴァが中央に出てきて生ギターを手にしながら歌い、ハンサードがピアノを弾いたりも。両者ともまったくの余芸で、それ、イグノヴァがたまには真ん中で聴衆と向き合って歌いたかったからなんだろうな。
澄んだ気持ちと歌心あふれる……。で、驚いたのは、基本アコースティックな公演なのに、出音が相当に大きかった事。繊細さはたっぷりながら、一方ではとてもパワフルなパフォーマンスであったのは、そういう物理的な要素もあったのかもしれない。ハンサードの力ある歌を聞いていると、先達ヴァン・モリソンのことを思い出す。彼はモリソン曲も歌った! 今回、2公演ともにソールドアウトになったみたいだし、次はザ・スウェル・シーズンとザ・フレイムズの二本立て公演でもう少し大規模に興行してほしいっ。
その後、渋谷・Oイーストに移動して、ドノヴァン・フランケンレイター(2003年9月30日)を途中から見る。近年のポップ路線を踏む形のものをバンドで和気あいあいと展開。途中、昨日見たヘイリー・セイルズ(この日は前座で登場)も加わり、華をそえる。最後は生ギター弾き語り(やっぱり、彼はこっちのほうが合っているかな)、2歳にならないぐらいの子供を伴い、彼にハーモニカを吹かせたりも。
渋谷・クラブクアトロ、めっちゃ入っていて、客は熱烈な反応。ベース、ヴァイオリン、ギター/キーボード、ドラムがサポート。彼らは、ザ・フレイムズのメンバーたちが主になるようだ。最初はハンサードがアコースティック・ギター(使いすぎて、カッティングがあたってボディに穴があいている。いまやトレードマーク?)の弾き語り。おお、一発目から振り絞るように熱唱。続いて、イルグノヴァが出てきてデュオとなり、3曲目からは基本バンドにて。が、曲によって、臨機応変なバッキングがなされたとも書けるかな。ときに、イグノヴァが中央に出てきて生ギターを手にしながら歌い、ハンサードがピアノを弾いたりも。両者ともまったくの余芸で、それ、イグノヴァがたまには真ん中で聴衆と向き合って歌いたかったからなんだろうな。
澄んだ気持ちと歌心あふれる……。で、驚いたのは、基本アコースティックな公演なのに、出音が相当に大きかった事。繊細さはたっぷりながら、一方ではとてもパワフルなパフォーマンスであったのは、そういう物理的な要素もあったのかもしれない。ハンサードの力ある歌を聞いていると、先達ヴァン・モリソンのことを思い出す。彼はモリソン曲も歌った! 今回、2公演ともにソールドアウトになったみたいだし、次はザ・スウェル・シーズンとザ・フレイムズの二本立て公演でもう少し大規模に興行してほしいっ。
その後、渋谷・Oイーストに移動して、ドノヴァン・フランケンレイター(2003年9月30日)を途中から見る。近年のポップ路線を踏む形のものをバンドで和気あいあいと展開。途中、昨日見たヘイリー・セイルズ(この日は前座で登場)も加わり、華をそえる。最後は生ギター弾き語り(やっぱり、彼はこっちのほうが合っているかな)、2歳にならないぐらいの子供を伴い、彼にハーモニカを吹かせたりも。
コメント