日本人と外国人バンドが重なる公演をハシゴ。ともに、一緒にやれるのが嬉しいという、笑顔と気持ち溢れる。
まず、渋谷・オーチャードホールで、渡辺貞夫(200712月16日、他)を見る。ブラジル人奏者でバンドを固めたもので、ギタリストはバーデン・パウエルの息子さん。バンドのバランスからはみ出しすぎという声もあったようだが、癖ある弾き方をする人なんだな。突飛な事が好きなぼくは、きらいじゃないです。2部にはなんとアフロ色の強い新進サンバ歌手のファビアーナ・コッツァが登場し、バーデン・パウエル曲や渡辺貞夫曲を歌う。懐深い歌唱を披露。彼女目当てに見にきた人も少しはいたかもしれない。
急ぎ渋谷・NHKホールに移動して、秋に飛躍作『Akiko』を出した矢野顕子。その新作録音を受けて、この夏にマーク・リーボウとのデュオ公演(2008年8月3日)をやったばかりだが、今度はリーボウを含むバンドにて。ドラマーはアルバムで叩いていた、ジェイ・ペルロウズ。彼のドラミング、面白すぎ。ドスンバタンという我流ぽい跳んだ味をステディな叩き味とうまく混ぜていて、素敵すぎる。総じては、ドラマー界のマーク・リーボウという味を持つと書きたくなるかな。『Akiko』は基本、矢野、リーボウ、ペルロウズのベースレス・トリオで録られていたわけだが、今回の実演にはベース奏者のジェニファー・コンドスが加わる。彼女、なかなかイケてるフレイズを出していたのではないか。本編最後の「ふなまち小唄」では米国人たちが嬉々として間の手かけ声を入れる。
披露される曲は『akiko』からの曲が中心(収録曲は全部やったハズ)、途中に矢野のソロ・パフォーマンスを挟んで、ばっちり噛み合い、会話するバンド演奏を披露。いやあ、触れてて面白いったらありゃしない。とにかく、嬉しい大人の質あるミュージシャンのやりとりがたっぷり。この後、大阪、名古屋でライヴをやるようだが、きっともっと有機的な発展を遂げるはず。大阪や名古屋の聞き手がうらやましい。
日曜ぐらい直帰すればいいのに、高揚しつつ、お店に流れる。その晩もまた、飲みたかった(行った先で、ジョアン・ジルベルト公演が中止になった代わりに、渡辺貞夫公演に行ったという人がいたナ)。で、深夜タクシー(個人)に乗ったら、なんか雰囲気がちがう。思わず、「この車は何ですか?」と、運転手さんに尋ねてしまう。答えは「ヒュンダイ(韓国メイカー)、です」。おお、ヒュンダイ車には初めて乗る。価格を武器に世界規模で言うとニッサンよりも売れるようになったと聞くが、ポニーキャニオンの側にあった虎ノ門の営業所(けっこう、張り切って開設したはず)は今年クローズされてしまい、日本のマーケットは苦戦しているんだろうなと勝手に思っていた。が、聞けば、今ヒュンダイはタクシー車のセールスに大攻勢をかけていて、同車を採用するところは個人/法人ともに増えているという。タクシー用途車はもちろんLPガス車で、2700ccだそうだ。
まず、渋谷・オーチャードホールで、渡辺貞夫(200712月16日、他)を見る。ブラジル人奏者でバンドを固めたもので、ギタリストはバーデン・パウエルの息子さん。バンドのバランスからはみ出しすぎという声もあったようだが、癖ある弾き方をする人なんだな。突飛な事が好きなぼくは、きらいじゃないです。2部にはなんとアフロ色の強い新進サンバ歌手のファビアーナ・コッツァが登場し、バーデン・パウエル曲や渡辺貞夫曲を歌う。懐深い歌唱を披露。彼女目当てに見にきた人も少しはいたかもしれない。
急ぎ渋谷・NHKホールに移動して、秋に飛躍作『Akiko』を出した矢野顕子。その新作録音を受けて、この夏にマーク・リーボウとのデュオ公演(2008年8月3日)をやったばかりだが、今度はリーボウを含むバンドにて。ドラマーはアルバムで叩いていた、ジェイ・ペルロウズ。彼のドラミング、面白すぎ。ドスンバタンという我流ぽい跳んだ味をステディな叩き味とうまく混ぜていて、素敵すぎる。総じては、ドラマー界のマーク・リーボウという味を持つと書きたくなるかな。『Akiko』は基本、矢野、リーボウ、ペルロウズのベースレス・トリオで録られていたわけだが、今回の実演にはベース奏者のジェニファー・コンドスが加わる。彼女、なかなかイケてるフレイズを出していたのではないか。本編最後の「ふなまち小唄」では米国人たちが嬉々として間の手かけ声を入れる。
披露される曲は『akiko』からの曲が中心(収録曲は全部やったハズ)、途中に矢野のソロ・パフォーマンスを挟んで、ばっちり噛み合い、会話するバンド演奏を披露。いやあ、触れてて面白いったらありゃしない。とにかく、嬉しい大人の質あるミュージシャンのやりとりがたっぷり。この後、大阪、名古屋でライヴをやるようだが、きっともっと有機的な発展を遂げるはず。大阪や名古屋の聞き手がうらやましい。
日曜ぐらい直帰すればいいのに、高揚しつつ、お店に流れる。その晩もまた、飲みたかった(行った先で、ジョアン・ジルベルト公演が中止になった代わりに、渡辺貞夫公演に行ったという人がいたナ)。で、深夜タクシー(個人)に乗ったら、なんか雰囲気がちがう。思わず、「この車は何ですか?」と、運転手さんに尋ねてしまう。答えは「ヒュンダイ(韓国メイカー)、です」。おお、ヒュンダイ車には初めて乗る。価格を武器に世界規模で言うとニッサンよりも売れるようになったと聞くが、ポニーキャニオンの側にあった虎ノ門の営業所(けっこう、張り切って開設したはず)は今年クローズされてしまい、日本のマーケットは苦戦しているんだろうなと勝手に思っていた。が、聞けば、今ヒュンダイはタクシー車のセールスに大攻勢をかけていて、同車を採用するところは個人/法人ともに増えているという。タクシー用途車はもちろんLPガス車で、2700ccだそうだ。
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