ミント・コンディション。ホーカス・ポーカス
2008年7月26日 やっぱ、キミたちは素晴らしい。喝采をあげてしまったな。90年初頭アルバム・デビューの6人組ソウル・バンドの実演は力も気持ちもたっぷり。そんなことは前回の実演(2006年6月25日)に触れて十分に分かっていたはずなのに、感激を新たにさせる醍醐味が山ほど。とともに、ショウの構成が前回とは大きく異なることも、コイツらはいまだ瑞々しく動いていると思わせ、感激を倍加させた。今回、所感を新たにしたのはヴォーカルの質をはじめソウルをソウルたらしめる勘所をちゃんとおさえつつも、彼らはかなりオルタナティヴな指針を取るバンドであるということ。前回以上にロックっぽい所も散りばめ(それ、前回は片肺のギターレス編成であったことも関係しているかもしれないが)たりもしていたが、でもその“瘤”はちゃんと地に足をつけたもの。そこらへん、完全に鬼っ子的な存在になってしまっているザ・ファミリー・スタンド(ぼくは大好き。BMR誌の07年度ベスト10の1位に、ぼくは彼らの新作を挙げた)と異なり、普通のR&Bリスナーを虜にできる部分があるとぼくには思える。が、繰り返すが、途中のシンガーのストークリー・ウィリアムズを打楽器でフィーチャーしたインスト・パートはラテンのクラーヴェを下敷きにするものだったり、格好にしても通常のR&B的なそれとは一線をかくすもので、王道/定番から創造性豊かに離れたいという意思は横溢。やはり、ぼくが感激しちゃう臍はまずそこなんだろうな。六本木・ビルボードライブ東京、ファースト・ショウ。
続いて、飯田橋(神楽坂はにぎやかにお祭りをやっていた)・日仏学院のラ・ブラッセリー。前日にフジ・ロックのオレンジ・コートに登場したという、フランスの生バンド編成でヒップホップを聞かせるホーカス・ポーカスが出演。MC、DJ、ギター、電気ベース、キーボード(この日はピアノのみを弾いたのかな)、ドラムという6人編成。ちょっと鼻にかかったフランス語のラップにせよ、そつのない演奏にせよ、いかにもという感じはあっても一定の枠内に収まるパフォーマンスだなと見ていたのだが……徐々に引き込まれ、けっこう有頂天になって接しちゃたな。途中、「ジャズ、ソウル、ヒップホップ。ピース、ユニティ、ラヴ」なんてリフレインのコール&レスポンスもあったのだが、ぼくも一緒にやっちゃったりして。全然音楽のタイプも違うし、フロント・マンも多大な華があるとは思えないのだが、なんかG・ラヴ&ザ・スペシャル・ソース(2000年1月25日、2004年11月17日、2005年5月25日、6月2日、他)みたいな、聞き手に語りかける人なつこさがしっかりと彼らにはあった。集まったお客さん(オール・スタンディングでけっこうな入り)の反応の良さも好演を引き出していたはずだ。
夜は雨になるとの天気予報を真に受けて、傘を持ち歩く。が、全然降らず。各会場でよく傘を忘れなかったナ。それにしても、傘を持ち歩いている人を他に見かけなかった、何故?
続いて、飯田橋(神楽坂はにぎやかにお祭りをやっていた)・日仏学院のラ・ブラッセリー。前日にフジ・ロックのオレンジ・コートに登場したという、フランスの生バンド編成でヒップホップを聞かせるホーカス・ポーカスが出演。MC、DJ、ギター、電気ベース、キーボード(この日はピアノのみを弾いたのかな)、ドラムという6人編成。ちょっと鼻にかかったフランス語のラップにせよ、そつのない演奏にせよ、いかにもという感じはあっても一定の枠内に収まるパフォーマンスだなと見ていたのだが……徐々に引き込まれ、けっこう有頂天になって接しちゃたな。途中、「ジャズ、ソウル、ヒップホップ。ピース、ユニティ、ラヴ」なんてリフレインのコール&レスポンスもあったのだが、ぼくも一緒にやっちゃったりして。全然音楽のタイプも違うし、フロント・マンも多大な華があるとは思えないのだが、なんかG・ラヴ&ザ・スペシャル・ソース(2000年1月25日、2004年11月17日、2005年5月25日、6月2日、他)みたいな、聞き手に語りかける人なつこさがしっかりと彼らにはあった。集まったお客さん(オール・スタンディングでけっこうな入り)の反応の良さも好演を引き出していたはずだ。
夜は雨になるとの天気予報を真に受けて、傘を持ち歩く。が、全然降らず。各会場でよく傘を忘れなかったナ。それにしても、傘を持ち歩いている人を他に見かけなかった、何故?
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