モロッコ・ナイト
2008年7月7日 ようは、昨日のシンク・オブ・ワン・ウィズ・キャンピング・シャアビのモロッコ人3人(全4人のうち、ヴァイオリン奏者が欠ける)が中心となる、普段着アンプラグド・ライヴ。神宮前・マド。シンク・オブ・ワンの面々も来ていて、うち二人は打楽器役で加わっていた。グナワを濃い感じでざっくりパフォーマンス。シャアビも少しはやったのかな? その区別もよく知らぬ私ではあるが、前者のほうが宗教と結びつく神聖なものらしい。なんにせよ、ポリリズムと抑揚が相乗してトランシーに流れていく様は強烈。歌声にせよ鳴りモノ音にせよ凛としててデカくて、ぐいぐいと聞く者の何かを揺らす。そして、別の流儀や文化があることを口惜しいほど感じさせるわけで。いやー、いい意味で異様なヴァイヴが渦巻いていたナ。とにもかくにも、いいもの聞かせてもらいましたという気におおいになった。そんな特殊な表現を別のところに涼しい顔して持って行くベルギー人(シンク・オブ・ワン)も技あるんだろうなと改めて思えたし、彼らとステージをシェアしちゃうモロッコの方々もすごいというか、少し不可解な実力者たちだな。感嘆とともに、酔った頭でいろんな事を考えた私でした。
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