ワールド・ビート2008
2008年7月6日 近年、ぼくが高揚して一番弾けちゃった野外イヴェント(2006年8月27日)の08年版。日比谷野外大音楽堂。
最初の登場バンドは、前回と同様に渋さ知らズオーケストラ(2006年12月1日、2007年1月13日、2007年6月13日、他)。イケイケ。この後、すぐにカナダに行くとかで、自然発生的な意欲や高揚があったんじゃないかな。つづいて、欧州的自由の発露を持つと書けるだろうベルギーのアヴァン・ポップ系担い手のシンク・オブ・ワン(2004年9月1日。触れていないが同年のフジ・ロックのオレンジ・コートにも出ている)。前2回はブラジル北東部のミュージシャンをともなった編成=ジュヴァ・エン・ポーだったが、今回は彼らが2000年前後に試みていたモロッコ音楽との綱引きを求めるもので、シンク・オブ・ワン・ウィズ・キャンピング・シャアビと名乗ってのもの。で、これが同名義の新作よりはるかに肉体的な混合ビート表現になっていて、ニコニコっ。けっこう、グルーヴあったしな。男女二人ずつのモロッコ勢はさすがに強力、だがそれを受け止めもう一つ別のところに持って行こうとするベルギー勢の振る舞いもイカしててご機嫌な気持ちになる。そして、3番目に登場したの初来日となる、イスラエルのでこぼこ他を今様サンプリング流儀の中に解き放つバルカン・ビート・ボックス。昨年(2007年10月25日)見てブっとんで来日応援団みたいなこともした私であるが、やっぱ興味深い癖を持ちつつ無理なく今様の狼藉デジ・ロック回路にある表現をアゲアゲで提示。フジ・ロックなんかにも出てブチかましてほしいと切に思う。
最後は、出演者が皆出て(ステージ上には50人強)、ほどほどに二曲。ビートや心意気を媒介に属性違いの人たちが音を重ねあう。生理的に美しくも、怒濤な風景……。なんか、とっても貴重な光景を見たという気にもなりました。ワールド・ビートというイヴェント、また来年もやってほしいが、これを提供するプランクトンが来年の野音はおさえられてないようで(すごい、抽選倍率たかいみたい)、どーなるか。
最初の登場バンドは、前回と同様に渋さ知らズオーケストラ(2006年12月1日、2007年1月13日、2007年6月13日、他)。イケイケ。この後、すぐにカナダに行くとかで、自然発生的な意欲や高揚があったんじゃないかな。つづいて、欧州的自由の発露を持つと書けるだろうベルギーのアヴァン・ポップ系担い手のシンク・オブ・ワン(2004年9月1日。触れていないが同年のフジ・ロックのオレンジ・コートにも出ている)。前2回はブラジル北東部のミュージシャンをともなった編成=ジュヴァ・エン・ポーだったが、今回は彼らが2000年前後に試みていたモロッコ音楽との綱引きを求めるもので、シンク・オブ・ワン・ウィズ・キャンピング・シャアビと名乗ってのもの。で、これが同名義の新作よりはるかに肉体的な混合ビート表現になっていて、ニコニコっ。けっこう、グルーヴあったしな。男女二人ずつのモロッコ勢はさすがに強力、だがそれを受け止めもう一つ別のところに持って行こうとするベルギー勢の振る舞いもイカしててご機嫌な気持ちになる。そして、3番目に登場したの初来日となる、イスラエルのでこぼこ他を今様サンプリング流儀の中に解き放つバルカン・ビート・ボックス。昨年(2007年10月25日)見てブっとんで来日応援団みたいなこともした私であるが、やっぱ興味深い癖を持ちつつ無理なく今様の狼藉デジ・ロック回路にある表現をアゲアゲで提示。フジ・ロックなんかにも出てブチかましてほしいと切に思う。
最後は、出演者が皆出て(ステージ上には50人強)、ほどほどに二曲。ビートや心意気を媒介に属性違いの人たちが音を重ねあう。生理的に美しくも、怒濤な風景……。なんか、とっても貴重な光景を見たという気にもなりました。ワールド・ビートというイヴェント、また来年もやってほしいが、これを提供するプランクトンが来年の野音はおさえられてないようで(すごい、抽選倍率たかいみたい)、どーなるか。
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