チャカ・カーン

2008年6月5日
 六本木・ビルボードライヴ東京、ファースト・ショウ。ベース、ギター、キーボード、コーラス3という陣容による。うち、ギタリストはルーファスの同僚だったトニー・メイデン。元ルーファスとカーン(2003年10月10日)が彼を紹介したら、いや今もルーファスと彼が返す一幕もあり。長身な彼、スリムな体型を維持しているな。また少し身体が太くなった彼女(でも、もっとも節制とかとは無縁なタイプなので、何も違和感は感じませんね)は頭のアフロもよりでっかくなっているような。で、でっかいと言えば、やっぱ歌声。部分的に音程が不安定なときもあったけど、声はよく出ていた。バンド音の上をかっとぶ、ジャズの奔放な歌唱法を感性一発で自分化したようなそれはまさに胸がすく。あー、カーンはカーンなり。彼女の何が尊いのかという、その歩みをふまえたチャカ・カーン論はかつてバウンス誌に書き、それがネットにもアップされている(http://www.bounce.com/article/article.php/1782/ALL/)ので、そっちを見てね。

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