スモーキー・メディスン
2008年4月20日 大昔に下北沢のジャニス・ジョプリンなんて言われた金子マリや、ロック貴公子的な人気を得ていた(んじゃないのかな?)チャー(2002年3月12日)などが一時組んでいた(73〜74年のこととか)5人組の再結成ライヴ。二人とも、その解散後により知られるようになる。そのバンド名はもちろん聞いたことがあるが、その音にはまったく触れたことがないぼく。が、そもそも彼ら(まだ、10代だったのかな?)はアルバムを1枚も出したことがないのだという。そのためもあってか、本人たちは洒落っ気たっぷりにアマチュア・バンドであることをMCで強調し、単独ライヴは結成34年目にして初のことと告げる。客は思い入れを強く持ってそうな年長者主体。で、なかなかの入り。
会場は新しく後楽園遊園地の端っこに出来た、パッと接した感じはそれなりに立派な(でも、デザインにはかける)JCBホール。地下鉄の水道橋駅で降りると近い。アックスよりデカく、ゼップよりは少し小さいか。天井の高いフロアを数層の客席が囲むが、それは傾斜があり見やすそう。だが、その部分の椅子の列配置がペケ。列の間の距離が狭く、一回列の奥に座ってしまうと、外側に座っている他の人に悪くて、外に出る気になれない。ようは、ショウの途中で飲み物を買いに行ったり、トイレにいったり、非常にしづらい。いったい何を基準にあの幅と決めたのか。ゆとりのない、大きなミステイク。とても、最新のホール設計とは思えない(終了後の人の退出の流れは、考慮の後が見られるが)。音響もいいと一聴して思えるアックスなんかと比べると、この晩に関してはいまいちかも。それから、飲み物売店は人はいるのにオペレイションがトロく、すぐに列になる。それも、要改善。あと、飲み物の種類を増やすこともお願いしたい。が、ゼップやステラ・ボール等にとってはおおいに脅威となるヴェニューだろう。
2時間ぐらいのパフォーマンスを展開。1曲目にやった曲は今年出た金子マリのアルバム(『金子な理由』)にも入っていた曲。MC役を主に担ったチャーは基本ギタリストに徹するが、ときにちょい歌うと声はデカく、けっこう魅力的。スモーキー・メデスンは洋楽カヴァー主体のバンドだったようだが、披露するのは英語の曲が多く、やはりこの晩もカヴァーが少なくなかったのかな。なんにせよ、鳴瀬喜博(ベース)や佐藤準(鍵盤)の多彩な弾き方にも表れていたように、ハード・ロック調からソウルっぽいものまで、いろいろな曲調のものをやっていた。ときに、ヴィンテージ・ロックを聞くと、それが孕む世界の広さに驚くことがあるが、それは彼らも同様でした。
アンコールのとき、「ディープ・パープルとレッド・ツェッペリンが一緒になるとどうなるか知ってる?(→→)パープリン」と、チャーがご機嫌におやじギャグをかます。とにかく、出演者もオーディエンスも、とても嬉しそう。オールド・スクールな晩じゃった……。
会場は新しく後楽園遊園地の端っこに出来た、パッと接した感じはそれなりに立派な(でも、デザインにはかける)JCBホール。地下鉄の水道橋駅で降りると近い。アックスよりデカく、ゼップよりは少し小さいか。天井の高いフロアを数層の客席が囲むが、それは傾斜があり見やすそう。だが、その部分の椅子の列配置がペケ。列の間の距離が狭く、一回列の奥に座ってしまうと、外側に座っている他の人に悪くて、外に出る気になれない。ようは、ショウの途中で飲み物を買いに行ったり、トイレにいったり、非常にしづらい。いったい何を基準にあの幅と決めたのか。ゆとりのない、大きなミステイク。とても、最新のホール設計とは思えない(終了後の人の退出の流れは、考慮の後が見られるが)。音響もいいと一聴して思えるアックスなんかと比べると、この晩に関してはいまいちかも。それから、飲み物売店は人はいるのにオペレイションがトロく、すぐに列になる。それも、要改善。あと、飲み物の種類を増やすこともお願いしたい。が、ゼップやステラ・ボール等にとってはおおいに脅威となるヴェニューだろう。
2時間ぐらいのパフォーマンスを展開。1曲目にやった曲は今年出た金子マリのアルバム(『金子な理由』)にも入っていた曲。MC役を主に担ったチャーは基本ギタリストに徹するが、ときにちょい歌うと声はデカく、けっこう魅力的。スモーキー・メデスンは洋楽カヴァー主体のバンドだったようだが、披露するのは英語の曲が多く、やはりこの晩もカヴァーが少なくなかったのかな。なんにせよ、鳴瀬喜博(ベース)や佐藤準(鍵盤)の多彩な弾き方にも表れていたように、ハード・ロック調からソウルっぽいものまで、いろいろな曲調のものをやっていた。ときに、ヴィンテージ・ロックを聞くと、それが孕む世界の広さに驚くことがあるが、それは彼らも同様でした。
アンコールのとき、「ディープ・パープルとレッド・ツェッペリンが一緒になるとどうなるか知ってる?(→→)パープリン」と、チャーがご機嫌におやじギャグをかます。とにかく、出演者もオーディエンスも、とても嬉しそう。オールド・スクールな晩じゃった……。
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