ソフィー・ミルマン
2007年8月7日 南青山・ブルーノート東京、セカンド・ショウ。近年出た新人女性ジャズ
歌手のなかではひとつ抜きんでた人気/セールスを得ている、20代半ば前の
カナダ人。あ、カナダ人と書いていいのかな? もともとロシア生まれで、
閉塞的な体制から逃れるために家族と子供のころイスラエルに引っ越し、高
校のとき政情不安でさらにカナダに移住したという経歴を持つ人だから。ゆ
えに、3つの国の言葉を出来るということだが。
スタンダードやアルバムに入っていたロシア民謡やゲス・フーのカヴァー
とともに、本編最後にはジ・エヴァリー・ブラザーズの「バイ・バイ・ラヴ
」(サイモン&ガーファンクルのヴァージョンでぼくは聞き親しんだが)も
、いい感じで披露。新作でも冴えた編曲/楽曲を提出していたキャメロン・
ウォーリス(ピアノ)を擁するカルテットがサポートしているが、MCによ
ればミュージカル・ディレクターはリード奏者とか。まあ、微妙なバンド内
力学があるんだろう。それはともかく、昨年のショーケース・ライヴ(2006
年5月30日)のときより、破格に成長。基本的にかなりオーソドックスな線
をなぞりつつ、敷居の低い親しみやすさやとっつきやすさ〜ジャズのある種
の魅力を明快に出している。これからも成長するだろうし、息の長いシンガ
ーになっていく感じは大。健気さも、ずっと持ちつづけますように。
歌手のなかではひとつ抜きんでた人気/セールスを得ている、20代半ば前の
カナダ人。あ、カナダ人と書いていいのかな? もともとロシア生まれで、
閉塞的な体制から逃れるために家族と子供のころイスラエルに引っ越し、高
校のとき政情不安でさらにカナダに移住したという経歴を持つ人だから。ゆ
えに、3つの国の言葉を出来るということだが。
スタンダードやアルバムに入っていたロシア民謡やゲス・フーのカヴァー
とともに、本編最後にはジ・エヴァリー・ブラザーズの「バイ・バイ・ラヴ
」(サイモン&ガーファンクルのヴァージョンでぼくは聞き親しんだが)も
、いい感じで披露。新作でも冴えた編曲/楽曲を提出していたキャメロン・
ウォーリス(ピアノ)を擁するカルテットがサポートしているが、MCによ
ればミュージカル・ディレクターはリード奏者とか。まあ、微妙なバンド内
力学があるんだろう。それはともかく、昨年のショーケース・ライヴ(2006
年5月30日)のときより、破格に成長。基本的にかなりオーソドックスな線
をなぞりつつ、敷居の低い親しみやすさやとっつきやすさ〜ジャズのある種
の魅力を明快に出している。これからも成長するだろうし、息の長いシンガ
ーになっていく感じは大。健気さも、ずっと持ちつづけますように。
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