この週、南青山・ブルーノート東京は“ウンブリア・ジャズ・プレゼンツ
”と称してイタリア人ジャズ・マンが出るプログラムを組んでいる。この日
(ファースト・ショウ)はイタリアきってのインターナショナルなトランペ
ット奏者と、イタリアきっての俊英ピアニスト(2006年11月3日)のデュオ
。ボラーニはラヴァのグループに参加し、彼から金言を得て、それまでのポ
ップ〜ジャズ両刀の音楽活動を改めた、なーんて事を去年取材したときに言
ってたっけな。

 ときに研ぎ澄まされててお茶目で歌心もあるデュオ演奏を披露。「ウェイ
・ユー・ルック・トゥナイト」や「ネイチャー・ボーイ」などのスタンダー
ドもやったがその飛躍度にふれると、先日のジャレットはあまりに仙人演奏
に終始しすぎの感を強めた。って、比較するものでもないか。

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