横浜ジャズプロムナード
2006年10月8日 毎年、行われている地域空間型ジャズ・フェスティヴァル(2001年10月
6日、2004年10月10日)。パンフを見ると本当に演奏の場所と出演者、
多いものなあ。今回はみなとみらい駅で降りたが、あっちこちでフリー・ラ
イヴをやっている。ちょっと覗いた横浜みなとみらいホールはクラシック用
途のそれでとても立派。でも、今年はホール公演群はパスにして、ジャズ・
クラブをまわる。出入り自由の提携店もいろいろあり(25店)、横浜にもジ
ャズ・ライヴを見せる場がけっこうあるのにはびっくり。エアジンなんかは
それに混ざっていないから、実際はもっとあるのだろうけど。
ちなみに、この日は競馬をやっている日。野毛にあるドルフィーとダウン
ビートに行こうと思ったのだが、場外馬券場があるためおっさんどもが昼間
から溢れていて(競馬とはなんの縁もない者にとっては)なかなかに強烈。
昔、何度かこの辺で飲んだことはあるがこんなにディープだったっけか?
うひょ。奥のほうにあるドルフィーでは井上淑彦(リード)とつの犬(ドラ
ム)のデュオを見る。まあ、見やすい感じのハコ。歴史ありそうな感じもあ
ったが、パンフを見たら1990年開店なので、そんなに古いハコではないのだ
ナ。1曲目にやった曲は二人が組んでいるフューズというグループの曲らし
いが、BS&Tの「スピニング・ホイール」に似ていると思った。MCのマ
イク以外は生音だったのか。
そして、少し桜木町駅のほうに戻って、ダウンビート。とっても場所が見
つからなくて困ったが、なかなかに感興を与えるハコ(パンフ見たら、1956
年開店とある。まさかこの場所から始まったのではないだろうが……)。か
なり小さなハコながらちゃんとグランド・ピアノが置いてあり、狭いステー
ジに向かって椅子とテーブルが横に並んでいる。なんか、古い良き時代のジ
ャズ・クラブという感じはむんむん、且つ無条件で日々の営業ごくろう様で
すと言いたくなる雰囲気を持っている。出演はNY在住のピアニストである
早間美紀が若い日本人リズム・セクションとチャック・スティーヴンスとい
う白人ギタリストを伴ってのもの。真摯なジャズ。早間はもっとリズムに鋭
敏なセンスを出せればとも思うが、秀でた弾き手に必要な自覚を持つ奏者だ
と思う。近く出る、トリオによる新作もそう思わせられる。演奏の始まりと
終わりにおじさんが出演者のどうってことない、でもなんか和める紹介をす
る。それも、(日本的に)老舗らしい?
ご飯を食べたあと、もう一軒。馬車道にあるKAMOME live matters という
お店へ。こちらは開店して2年とかで、今様。広さもそこそこあり、飲み物
や食べ物もいろいろサーヴするようだし、テーブル席のほかにソファー席も
あったりする。店の外に演奏音が漏れていたが、夜のオフィス街だとそれで
も問題ないのか。出演者はハーモニカ奏者の今出宏のグループ。で、ジャズ
/フュージョン的なハーモニー感覚を少し経由した、笑える歌謡ラテンをや
っててびっくり。演目は「伊勢佐木町ブルース」、他。アゲアゲのパートになる
とサンタナ濃度が強まったりも。前はジャミロクワイ的とも少し言えそうな
ファンク・ポップをやっていたという記憶があるが、最近はこういう路線で
行っているの? MCで28才と紹介されていた和泉聡志というギタリストは
ソロでやるパートを与えられていたが、ベタな歌謡ムード曲をもろなジミヘ
ン・マナーで炸裂させて大笑い。こういうギタリストがいるからこそのグル
ープの方向性?
いろんなライヴ・ヴェニューをハシゴできて有意義でした。
6日、2004年10月10日)。パンフを見ると本当に演奏の場所と出演者、
多いものなあ。今回はみなとみらい駅で降りたが、あっちこちでフリー・ラ
イヴをやっている。ちょっと覗いた横浜みなとみらいホールはクラシック用
途のそれでとても立派。でも、今年はホール公演群はパスにして、ジャズ・
クラブをまわる。出入り自由の提携店もいろいろあり(25店)、横浜にもジ
ャズ・ライヴを見せる場がけっこうあるのにはびっくり。エアジンなんかは
それに混ざっていないから、実際はもっとあるのだろうけど。
ちなみに、この日は競馬をやっている日。野毛にあるドルフィーとダウン
ビートに行こうと思ったのだが、場外馬券場があるためおっさんどもが昼間
から溢れていて(競馬とはなんの縁もない者にとっては)なかなかに強烈。
昔、何度かこの辺で飲んだことはあるがこんなにディープだったっけか?
うひょ。奥のほうにあるドルフィーでは井上淑彦(リード)とつの犬(ドラ
ム)のデュオを見る。まあ、見やすい感じのハコ。歴史ありそうな感じもあ
ったが、パンフを見たら1990年開店なので、そんなに古いハコではないのだ
ナ。1曲目にやった曲は二人が組んでいるフューズというグループの曲らし
いが、BS&Tの「スピニング・ホイール」に似ていると思った。MCのマ
イク以外は生音だったのか。
そして、少し桜木町駅のほうに戻って、ダウンビート。とっても場所が見
つからなくて困ったが、なかなかに感興を与えるハコ(パンフ見たら、1956
年開店とある。まさかこの場所から始まったのではないだろうが……)。か
なり小さなハコながらちゃんとグランド・ピアノが置いてあり、狭いステー
ジに向かって椅子とテーブルが横に並んでいる。なんか、古い良き時代のジ
ャズ・クラブという感じはむんむん、且つ無条件で日々の営業ごくろう様で
すと言いたくなる雰囲気を持っている。出演はNY在住のピアニストである
早間美紀が若い日本人リズム・セクションとチャック・スティーヴンスとい
う白人ギタリストを伴ってのもの。真摯なジャズ。早間はもっとリズムに鋭
敏なセンスを出せればとも思うが、秀でた弾き手に必要な自覚を持つ奏者だ
と思う。近く出る、トリオによる新作もそう思わせられる。演奏の始まりと
終わりにおじさんが出演者のどうってことない、でもなんか和める紹介をす
る。それも、(日本的に)老舗らしい?
ご飯を食べたあと、もう一軒。馬車道にあるKAMOME live matters という
お店へ。こちらは開店して2年とかで、今様。広さもそこそこあり、飲み物
や食べ物もいろいろサーヴするようだし、テーブル席のほかにソファー席も
あったりする。店の外に演奏音が漏れていたが、夜のオフィス街だとそれで
も問題ないのか。出演者はハーモニカ奏者の今出宏のグループ。で、ジャズ
/フュージョン的なハーモニー感覚を少し経由した、笑える歌謡ラテンをや
っててびっくり。演目は「伊勢佐木町ブルース」、他。アゲアゲのパートになる
とサンタナ濃度が強まったりも。前はジャミロクワイ的とも少し言えそうな
ファンク・ポップをやっていたという記憶があるが、最近はこういう路線で
行っているの? MCで28才と紹介されていた和泉聡志というギタリストは
ソロでやるパートを与えられていたが、ベタな歌謡ムード曲をもろなジミヘ
ン・マナーで炸裂させて大笑い。こういうギタリストがいるからこそのグル
ープの方向性?
いろんなライヴ・ヴェニューをハシゴできて有意義でした。
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