サマーソニック
2006年8月12日 久しぶりに、晴天ではないサマソニ。昼下がりに幕張メッセに着くと、一
番大きい駐車場用の案内表示に“満車”と出ている。別の駐車場に止めるつ
もりだったので別にどうでも良かったのだが、そういうことは過去なかった
ような。今年はより入りが良かったのか。恐竜展とボリショイバレエも、同
じくメッセでやっていたようだが。一時、落雷でJR山の手線は大変だった
らしいが、幕張も一時はすごい雷雨。
この日はなんといっても、初来日となるスクリッティ・ポリッティ(マウ
ンテン・ステージ)がぼくの目玉出演者。デビュー作を出したラフ・トレイ
ドから唐突に新作を出した彼ら(というか、スクリッティはグリーン・ガー
トサイドのソロ・プロジェクトなわけだが)だが、もともとライヴ・パフォ
ーマンスをする人たちというイメージはないし、ライヴを見れるということ
でけでOK? 木曜に渋谷クアトロでやった単独公演もフル・ハウスだった
というが、会場はその前に(横の同クラスの大きさのソニック・ステージで
)見たダニエル・パウター(こなれたバンドとともに、なかなか良かったん
じゃないでしょうか。2006年3月24日)の半分の入り以下でちょい寂しい
。
髭面になった元美青年のガートサイドを中心に、ギター、女性のベース、
キーホード、ドラム、キーボードと打楽器という6人編成で事にあたる。お
お、グリーン(と、やっぱりファースト・ネームで書きたくなるな。普通、
ぼくは原稿の場合、フル・ネームで書かないときは襟をただしてファミリー
・ネームを書くようにしている。なんか、ファースト・ネームだとなあなあ
な感じが出るような感じがして。でも、やはり一部の特別銘柄のアーティス
トは愛着を込めてファースト・ネームで記したくなるな。2年半前にぐらい
に、彼らのファースト再発盤のライナー・ノーツを書いたときは嬉しかった
にゃー)の声、まんまじゃないか。レコードで聞ける声は多少加工している
のかなという所感もあったけど、けっこう素がああいう感じの声質なのかな
と思えたりも。彼は大半の曲でギターを弾きながら歌う。彼はギターでモノ
を考える人だったのだな(と、初めて認知)。
バンドはそれなりにまとまっている。特に、若い、なかなかカッコいいド
ラム奏者は腕がたつ。面白いのは、そのドラマーが曲趣によって、普通のド
ラムとエレクトリック・ドラムを使いわけて(2台、併置されていた)いた
こと。それは、スクリッティの音を知っている人なら、非常に納得ですね。
グリーンだけが前に譜面台を置いていたけど、それは歌詞を見るためか。面
白いのは、大学生風の非常に喧嘩の弱そうなキーボード/打楽器担当(そん
なに、演奏に貢献はしていなかったような)の眼鏡青年が甲斐甲斐しく1曲
ごとに、譜面台にシートを置きにいっていたこと。その風情、付き人のごと
し。グリーンがゲイという話は聞いたことがないが(そういう話題について
、ぼくは非常に疎いのだが)、二人はできてるんですよと言われれば信じそ
う。
けっこう新作『ホワイト・ブレッド・ブラック・ビアー』からの曲をやっ
たのかな。ファースト作の「ザ・スウィーテスト・ガール」、セカンド作の
「ウッドビーズ」をやったときには夢心地。ま、パーフェクト・サウンドが
付けられていた後者の再演は知らない人が聞いたらどんな曲調かよく分から
ないモノになっていたかもしれないが。横で一緒に見ていた彼らのことを全
然知らないという娘が、良かったあCD買いますと言っていて、とても嬉ぴ
ー。まず買うなら、ファーストかセカンドだよと念をおす。
スクリッティ・ポリッティをリアル・タイムで聞けたということは、本当
に幸せなこと也。
純粋な見地に立てば、それ以上に良かったと思えたかもしれないのは、フ
レイミング・リップス(ソニック・ステージ)。夢と手作り的創意がいっぱ
い。とっても飛ばされる七色の帯(上部の鉄筋にまで届いていたものな)、
光る紙吹雪、客フロア側にまかれた大きな風船、ステージ上に登場するデカ
い風船人形、沢山のコスプレの人たち、などいろんな小道具や仕掛けを通し
て、ピースフルで夢のあるパフーォマンスをハートフルに展開。素晴らしい
。そして、愛と平和をアピールしつつ、ブッシュに対するバッシグもありで
にっこり。物理的にも生理的にも、あんなにカラフルで、満ち足りたステー
ジもそうはないのではないか。唯一、違和感があったのは「サンキュー」と
いうお礼の言葉を必ず、裏声で言っていたことぐらいか。パフォーマンスに
対する自覚と真心、鬼のようにあり。接っせれて、本当に良かった。
今年は川の横にリバーサイド・ガーデンという簡素な小ステージが新設。
あと球場横のダンス・テント(アーバン/ダンス・ステージ)がとってもで
っかく立派になっていてびっくり。ビーチ・ステージも少し拡大し、その近
くにもデカい野外ステージ(かつて、メッセ側に設けられていたアイランド
・ステージ)が新設されていた。千葉マリーン・スタジアムは相変わらず。
リバーサイド・ガーデンとビーチ・ステージはチケット購入者でなくても観
覧可能。前にも書いたけど、中学生は電車賃とコンビニ代を持ってそこに行
け! とは、言いつつ今の中学生はお年玉とかでけっこうお金ためているか
ら、余計なお世話か。
メッセ内で飲み物を買うと、カジノ券をくれる。で、たまったのでルーレ
ットをやっていたら、意外にあたってびっくり。楽し。博才のないぼくには
珍しいこと。まあ、お金がかかってないからな。前にルーレットをやったの
って遙か昔。オーストラリアのブリスベンのカジノでやっていらいか。
番大きい駐車場用の案内表示に“満車”と出ている。別の駐車場に止めるつ
もりだったので別にどうでも良かったのだが、そういうことは過去なかった
ような。今年はより入りが良かったのか。恐竜展とボリショイバレエも、同
じくメッセでやっていたようだが。一時、落雷でJR山の手線は大変だった
らしいが、幕張も一時はすごい雷雨。
この日はなんといっても、初来日となるスクリッティ・ポリッティ(マウ
ンテン・ステージ)がぼくの目玉出演者。デビュー作を出したラフ・トレイ
ドから唐突に新作を出した彼ら(というか、スクリッティはグリーン・ガー
トサイドのソロ・プロジェクトなわけだが)だが、もともとライヴ・パフォ
ーマンスをする人たちというイメージはないし、ライヴを見れるということ
でけでOK? 木曜に渋谷クアトロでやった単独公演もフル・ハウスだった
というが、会場はその前に(横の同クラスの大きさのソニック・ステージで
)見たダニエル・パウター(こなれたバンドとともに、なかなか良かったん
じゃないでしょうか。2006年3月24日)の半分の入り以下でちょい寂しい
。
髭面になった元美青年のガートサイドを中心に、ギター、女性のベース、
キーホード、ドラム、キーボードと打楽器という6人編成で事にあたる。お
お、グリーン(と、やっぱりファースト・ネームで書きたくなるな。普通、
ぼくは原稿の場合、フル・ネームで書かないときは襟をただしてファミリー
・ネームを書くようにしている。なんか、ファースト・ネームだとなあなあ
な感じが出るような感じがして。でも、やはり一部の特別銘柄のアーティス
トは愛着を込めてファースト・ネームで記したくなるな。2年半前にぐらい
に、彼らのファースト再発盤のライナー・ノーツを書いたときは嬉しかった
にゃー)の声、まんまじゃないか。レコードで聞ける声は多少加工している
のかなという所感もあったけど、けっこう素がああいう感じの声質なのかな
と思えたりも。彼は大半の曲でギターを弾きながら歌う。彼はギターでモノ
を考える人だったのだな(と、初めて認知)。
バンドはそれなりにまとまっている。特に、若い、なかなかカッコいいド
ラム奏者は腕がたつ。面白いのは、そのドラマーが曲趣によって、普通のド
ラムとエレクトリック・ドラムを使いわけて(2台、併置されていた)いた
こと。それは、スクリッティの音を知っている人なら、非常に納得ですね。
グリーンだけが前に譜面台を置いていたけど、それは歌詞を見るためか。面
白いのは、大学生風の非常に喧嘩の弱そうなキーボード/打楽器担当(そん
なに、演奏に貢献はしていなかったような)の眼鏡青年が甲斐甲斐しく1曲
ごとに、譜面台にシートを置きにいっていたこと。その風情、付き人のごと
し。グリーンがゲイという話は聞いたことがないが(そういう話題について
、ぼくは非常に疎いのだが)、二人はできてるんですよと言われれば信じそ
う。
けっこう新作『ホワイト・ブレッド・ブラック・ビアー』からの曲をやっ
たのかな。ファースト作の「ザ・スウィーテスト・ガール」、セカンド作の
「ウッドビーズ」をやったときには夢心地。ま、パーフェクト・サウンドが
付けられていた後者の再演は知らない人が聞いたらどんな曲調かよく分から
ないモノになっていたかもしれないが。横で一緒に見ていた彼らのことを全
然知らないという娘が、良かったあCD買いますと言っていて、とても嬉ぴ
ー。まず買うなら、ファーストかセカンドだよと念をおす。
スクリッティ・ポリッティをリアル・タイムで聞けたということは、本当
に幸せなこと也。
純粋な見地に立てば、それ以上に良かったと思えたかもしれないのは、フ
レイミング・リップス(ソニック・ステージ)。夢と手作り的創意がいっぱ
い。とっても飛ばされる七色の帯(上部の鉄筋にまで届いていたものな)、
光る紙吹雪、客フロア側にまかれた大きな風船、ステージ上に登場するデカ
い風船人形、沢山のコスプレの人たち、などいろんな小道具や仕掛けを通し
て、ピースフルで夢のあるパフーォマンスをハートフルに展開。素晴らしい
。そして、愛と平和をアピールしつつ、ブッシュに対するバッシグもありで
にっこり。物理的にも生理的にも、あんなにカラフルで、満ち足りたステー
ジもそうはないのではないか。唯一、違和感があったのは「サンキュー」と
いうお礼の言葉を必ず、裏声で言っていたことぐらいか。パフォーマンスに
対する自覚と真心、鬼のようにあり。接っせれて、本当に良かった。
今年は川の横にリバーサイド・ガーデンという簡素な小ステージが新設。
あと球場横のダンス・テント(アーバン/ダンス・ステージ)がとってもで
っかく立派になっていてびっくり。ビーチ・ステージも少し拡大し、その近
くにもデカい野外ステージ(かつて、メッセ側に設けられていたアイランド
・ステージ)が新設されていた。千葉マリーン・スタジアムは相変わらず。
リバーサイド・ガーデンとビーチ・ステージはチケット購入者でなくても観
覧可能。前にも書いたけど、中学生は電車賃とコンビニ代を持ってそこに行
け! とは、言いつつ今の中学生はお年玉とかでけっこうお金ためているか
ら、余計なお世話か。
メッセ内で飲み物を買うと、カジノ券をくれる。で、たまったのでルーレ
ットをやっていたら、意外にあたってびっくり。楽し。博才のないぼくには
珍しいこと。まあ、お金がかかってないからな。前にルーレットをやったの
って遙か昔。オーストラリアのブリスベンのカジノでやっていらいか。
コメント