渋谷・クラブクアトロ。まず、ジャック・ジョンソン(2005年5月25
日、同6月2日)〜ドノヴァン・フランケンレイター(2003年9月12
日)系の味を持つ柔和系シンガー・ソングライター(オーストラリア人で、
サーファーでもあるという)が、べーシストとドラマー(二人とも良質)を
従えてパフォーマンス。訥々、なるほどの味であり、人前でやっていい人と
感じる。

 続いて、ジャック・ジョンソンの妹分みたいな売られ方もしている、女性
シンガー・ソングライターのプリティマン。サポート・ギタリスト(ときに
ギター・バンジョーも)を勤めるのはなんとジェシー・ハリス(2002年12月
21日、2005年9月7日)、そして演奏内容に合わせてパーカョション
的な演奏を主にする女性ドラマーも付く。最初は、レコードよりもかいいか
もと思ったのだが……何曲か聞くうちに、ぼくは退屈してしまったのだなあ
。なんか、聞き手に訴えてくるものが少ない。拍手や歓声も小さ目で、それ
はぼく以外の人も感じたのではないのか? 基本的な能力は持つ人と思うが
、現実の場での自分の開き方がびっくりするぐらい下手だと感じた。

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