ジ・オール・アメリカン・リジェクツ、ティーガン&サラ
2006年1月11日 渋谷・クアトロ。まず前座で、ニール・ヤングに認められ、彼が関与す
るレーベル“ヴェイパー”からアルバムをずっと出している一卵性双生児の
女性デュオであるティーガン&サラ。かつてフジ・ロックに出演したことも
ある二人はギターを持って歌い(曲によりリード・ヴォーカルをそれぞれ
取る。妹のサラのほうが少し魅力的な声だと感じた)、さらにギター、ベー
ス、ドラムがサポート。で、これが繊細な作りのアルバムと比較にならない
ぐらいロックっぽいものでいささか驚く。ドラムがいいこともそう思わせた
要因だが、彼だけが新しいメンバーで、当人は本来R&Bが得意で、ロック
は苦手と言っているのだとか。なんにせよ、若々しい迸りが出ていて、ぼく
はライヴのほうがいいと少し思った。二人はアルバムとライヴは別モノと考
えているという。40分ジャストのパフォーマンス。
彼女たちはカナダ人で現在仕事のないときはヴァンクーバーとモントリオ
ール、別々に住んでいるそうな。アメリカに引っ越す気はないのと問うと、
仕事で過ごす時間は長いけど、あんな姿勢を持つ国には住みたくないときっ
ぱり。側で見ると二人はやはりよく似ている(おねえちゃんのほうが、口ピ
アスをしている)し、ステージに立っているときよりも可愛らしく感じられ
ます。そういえば、契約するときニール・ヤングは「君達の音楽がよく判ら
ない。でも、ザ・ビートルズも最初は良さが判らなかったんだ」と、彼女た
ちに言ったそう。
そしてジ・オール・アメリカン・リジェクツ。おお、ルックスがいいバン
ド。それだけで、受ける理由はあると思えた。生理的に陰りのない、ハード
・ポップ・サウンドをサクっと披露。その音にぼくの居場所を見つけること
はできなかったが……。若い人のための、若いバンド。1時間弱の演奏時間
。なお、両者一緒のツアーは日本だけとか。
るレーベル“ヴェイパー”からアルバムをずっと出している一卵性双生児の
女性デュオであるティーガン&サラ。かつてフジ・ロックに出演したことも
ある二人はギターを持って歌い(曲によりリード・ヴォーカルをそれぞれ
取る。妹のサラのほうが少し魅力的な声だと感じた)、さらにギター、ベー
ス、ドラムがサポート。で、これが繊細な作りのアルバムと比較にならない
ぐらいロックっぽいものでいささか驚く。ドラムがいいこともそう思わせた
要因だが、彼だけが新しいメンバーで、当人は本来R&Bが得意で、ロック
は苦手と言っているのだとか。なんにせよ、若々しい迸りが出ていて、ぼく
はライヴのほうがいいと少し思った。二人はアルバムとライヴは別モノと考
えているという。40分ジャストのパフォーマンス。
彼女たちはカナダ人で現在仕事のないときはヴァンクーバーとモントリオ
ール、別々に住んでいるそうな。アメリカに引っ越す気はないのと問うと、
仕事で過ごす時間は長いけど、あんな姿勢を持つ国には住みたくないときっ
ぱり。側で見ると二人はやはりよく似ている(おねえちゃんのほうが、口ピ
アスをしている)し、ステージに立っているときよりも可愛らしく感じられ
ます。そういえば、契約するときニール・ヤングは「君達の音楽がよく判ら
ない。でも、ザ・ビートルズも最初は良さが判らなかったんだ」と、彼女た
ちに言ったそう。
そしてジ・オール・アメリカン・リジェクツ。おお、ルックスがいいバン
ド。それだけで、受ける理由はあると思えた。生理的に陰りのない、ハード
・ポップ・サウンドをサクっと披露。その音にぼくの居場所を見つけること
はできなかったが……。若い人のための、若いバンド。1時間弱の演奏時間
。なお、両者一緒のツアーは日本だけとか。
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