タラフ・ドゥ・ハイドゥークス。マルセル・ロフラー・クインテット
2005年11月7日 渋谷・デュオ。まず、上々颱風が出てくる。見るの、15年ぶりぐらいだと思
うが、やっていることがほぼ同じであることに驚く。アリだと思うし、見たら
見たで高揚はさせられます。
続いて、フランスのストラスブールに住む盲目のマヌーシュ・アコーディオ
ン奏者、マルセル・ロフラーのクインテットが登場。彼に加え、ロフラーの血
縁者3人にによるギターと、非マヌーシュの縦ベース奏者が構成員。ロフラー
はノート・マヌーシュ(2003年8月30日)のプレイヤーでもあるが、ここ
の二人(ギター一人とベース奏者)もやはりノート・マヌーシュのメンバーだ
。ボタン式のアコーディオンを弾く彼、器用だしうまい。彼を聞くと、いかに
リシャール・ガリアーノが駄目かがよく分かる。ステージでは寡黙な印象を与
える彼だが、取材をしたらとても雄弁。そんな彼はかつてシンセサイザーに引
き込まれ、アコーディオンを捨てたこともあったとか。で、サンタナ他のロッ
クをやったこともあるし、マイケル・ジャクソンとか好きだったこともあった
そう。やっぱし、放蕩は必要ですね。でも、そんな彼も、今の若い同胞たちは
ヒップホップを聞きやがって困ったもんだ、と言う。あなただって昔は同じじ
ゃんというツっこみは入れなかったが。……大丈夫ですよ、あなたたちの文化
は強いし、ジャンゴ・ラインハルトだって当時としては最大限にカっとびまく
った人であったろうし。
そして、ルーマニアの狼藉集団、タラフ(2000年5月21日、2001年
9月2日、2004年10月19日)のパフォーマンス。おお、今回は人数が少な
いじゃないかと思ったら、二人引退し、一人は喧嘩別れしたという。管楽器奏
者がいなくなった編成となる。視覚的には寂しい部分があり、下世話さも減じ
てはいるが、音楽的にはすっきりとし、よりで芸術的というか、うまく聞こえ
るようになったのは確か。アンコール後はステージからそのまま客席フロアに
下りて演奏、また会場出入口付近でも同様で、例により御布施を集める。使い
たおした中古のアコーディンオンやヴァイオリンも彼らはCDと一緒に販売し
ていた。
うが、やっていることがほぼ同じであることに驚く。アリだと思うし、見たら
見たで高揚はさせられます。
続いて、フランスのストラスブールに住む盲目のマヌーシュ・アコーディオ
ン奏者、マルセル・ロフラーのクインテットが登場。彼に加え、ロフラーの血
縁者3人にによるギターと、非マヌーシュの縦ベース奏者が構成員。ロフラー
はノート・マヌーシュ(2003年8月30日)のプレイヤーでもあるが、ここ
の二人(ギター一人とベース奏者)もやはりノート・マヌーシュのメンバーだ
。ボタン式のアコーディオンを弾く彼、器用だしうまい。彼を聞くと、いかに
リシャール・ガリアーノが駄目かがよく分かる。ステージでは寡黙な印象を与
える彼だが、取材をしたらとても雄弁。そんな彼はかつてシンセサイザーに引
き込まれ、アコーディオンを捨てたこともあったとか。で、サンタナ他のロッ
クをやったこともあるし、マイケル・ジャクソンとか好きだったこともあった
そう。やっぱし、放蕩は必要ですね。でも、そんな彼も、今の若い同胞たちは
ヒップホップを聞きやがって困ったもんだ、と言う。あなただって昔は同じじ
ゃんというツっこみは入れなかったが。……大丈夫ですよ、あなたたちの文化
は強いし、ジャンゴ・ラインハルトだって当時としては最大限にカっとびまく
った人であったろうし。
そして、ルーマニアの狼藉集団、タラフ(2000年5月21日、2001年
9月2日、2004年10月19日)のパフォーマンス。おお、今回は人数が少な
いじゃないかと思ったら、二人引退し、一人は喧嘩別れしたという。管楽器奏
者がいなくなった編成となる。視覚的には寂しい部分があり、下世話さも減じ
てはいるが、音楽的にはすっきりとし、よりで芸術的というか、うまく聞こえ
るようになったのは確か。アンコール後はステージからそのまま客席フロアに
下りて演奏、また会場出入口付近でも同様で、例により御布施を集める。使い
たおした中古のアコーディンオンやヴァイオリンも彼らはCDと一緒に販売し
ていた。
コメント