セウ・ジョルジ
2005年9月1日 映画『ライフ・アクアティック』(2005年2月15日)にも出演してい
たイケてる俳優、そしてもちろんそれ以前にミュージシャンである元ファロ
ファ・カリオカのジョルジさんの公演。渋谷・クアブクアトロ。ガット・ギ
ターを持つ彼に加え、電気ベースと打楽器3人(うち、一人はカバキーニョ
を弾くときも)がバッキング。みんな、黒い人たち。
始まってすぐに、感服。声が野太い。それが、すうっと聞く者の体内に入
ってくる。その事実が生理的にコイツは本物だァと思わせる。気分いいっ〜
。で、上記編成で生っぽく、臨機応変に我々の表現を開いていく。ブラジル
の滋養の上で<この日、この場所、この顔ぶれ>といった感じでしなやかに
表現を繰り広げる様はなかなかに興味深く、美味。ほんと、気分でどうにで
も行けるのだという内実をそれは持っていました(事実、翌日はまた違った
感じでもあったという)。1曲、非常にボブ・マーリーを想起させる曲もあ
った。彼は自分でベースを弾きながら歌うロック・トリオを画策していると
いうが、それも鬼のように実のあるものになるはずとも、この晩のパフォー
マンスを見ながら痛感。2時間強をすうっと。MCは英語でするときも。
俳優をやっているだけあって、やはり格好は良い。顔は生で見ると、キャ
ミオのラリー・ブラックモンに似ているとも思った(それを、他の人に伝え
るとみんな同意してました)。20年前に一時天下を取ったことがあるブラッ
クモンには一度取材したことがあったが、ものすごく知的な人。彼とのやり
とりは“刺激的なやりとりができたインタヴュー、ぼくのキャリア中の10指
”に入るものとして強く印象に残っているが、ステージではあんな派手な格
好をするくせにオフではこぎれいにまとめてヤッピーみたいな印象を与える
人であったっけなあ。で、ぼくはジョルジュにも同様とは言わないが、かな
り似たクールネスを覚えたりもしたのだった。
たイケてる俳優、そしてもちろんそれ以前にミュージシャンである元ファロ
ファ・カリオカのジョルジさんの公演。渋谷・クアブクアトロ。ガット・ギ
ターを持つ彼に加え、電気ベースと打楽器3人(うち、一人はカバキーニョ
を弾くときも)がバッキング。みんな、黒い人たち。
始まってすぐに、感服。声が野太い。それが、すうっと聞く者の体内に入
ってくる。その事実が生理的にコイツは本物だァと思わせる。気分いいっ〜
。で、上記編成で生っぽく、臨機応変に我々の表現を開いていく。ブラジル
の滋養の上で<この日、この場所、この顔ぶれ>といった感じでしなやかに
表現を繰り広げる様はなかなかに興味深く、美味。ほんと、気分でどうにで
も行けるのだという内実をそれは持っていました(事実、翌日はまた違った
感じでもあったという)。1曲、非常にボブ・マーリーを想起させる曲もあ
った。彼は自分でベースを弾きながら歌うロック・トリオを画策していると
いうが、それも鬼のように実のあるものになるはずとも、この晩のパフォー
マンスを見ながら痛感。2時間強をすうっと。MCは英語でするときも。
俳優をやっているだけあって、やはり格好は良い。顔は生で見ると、キャ
ミオのラリー・ブラックモンに似ているとも思った(それを、他の人に伝え
るとみんな同意してました)。20年前に一時天下を取ったことがあるブラッ
クモンには一度取材したことがあったが、ものすごく知的な人。彼とのやり
とりは“刺激的なやりとりができたインタヴュー、ぼくのキャリア中の10指
”に入るものとして強く印象に残っているが、ステージではあんな派手な格
好をするくせにオフではこぎれいにまとめてヤッピーみたいな印象を与える
人であったっけなあ。で、ぼくはジョルジュにも同様とは言わないが、かな
り似たクールネスを覚えたりもしたのだった。
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