東京JAZZ
2005年8月21日 起きたら午後1時半。ありゃ。この二日目は興味がひかれるライン・アップ
になっていてアタマから見ようと思っていたのに。テレンス・ブランチャード
の終わりから見る。ブランチャートは例のベニン出身のギタリスト(2002
年7月3日)を依然として抱える。続いて、ヴァイブラフォンの大御所ゲイリ
ー・バートンのグループ。けっこう確かな、真面目そうな風体のギタリスト(
ジュリアン・レイジ)はまだ17歳とか。そこここに風があるジャズ……、好意
的に書こうとするとそう記せるかな。そして、マーカス・ミラー(2001年
6月14日、2003年8月19日)のグループ。まったくもってこれまで通り
。新曲の1部は興味ひかれたが。マーカスはバスクラがうまくなっているナ。
時間的にはだいぶおしていて、これで昼の部がお終い。
夜の部の目玉は、興味深い編成で話題だったハービー・ハンコックのヘッド
ハンターズ05。あちらではジョン・メイヤーもギタリストとしてメンバーに入
った編成で回り、今年のボナルーにも出ている。日本公演はメイヤーの名はな
いが、馴染みのワー・ワー・ワトソンが入ってのもの。後はマーカス・ミラー
やテリ・リン・キャリントン、前出ブランチャード・バンドのリオーネル・ル
エケ、そして一管でロイ・ハーグローヴ(2003年2月18日、9月21日
)。そんな面子で、ハンコックの豪華ポップ・シンガーと組んだ新作『ポシヴ
ィリティーズ』収録のラテン曲「サフィアトゥ」以外はもろに73〜76年の曲を
やる。ヘッドハンターズというと、98年に新作を出して日本にもやってきたこ
とがあったけど、あんなのとは比較にならないほどいい感じの、質量感とヴァ
ージョン・アップ感があるパフォーマンス。けっこう、うひひ。かなり、発汗
。が、最初から大幅に時間が押して始まった彼らの演奏は予定された曲を、最
低「カメレオン」ははしょっていた。うえーん、もっと聞きたかった。
で、休憩を入れて(このとき、すでに10時を回り、終了予定時間になってい
た)、セッション。ステージ上にはすごい数の奏者がいたな。その木曜日のリ
ハを見た人から「マーカス・ミラーの横でビル・ラズウェルが楽しそうに弾い
ているのを見て、これはもう絶対に見れない光景だなと思った次第」というメ
ールが来ていたが、なるほどおラズウェルとマーカスが一緒にベースを弾いて
いる。マテリアル、テレンス・ブランチャード・バンド、マーカス・ミラー・
バンド、もちろんヘッドハンターズの面々などいろいろ。くわえて、ゲイリー
・バートンもいれば、山中千尋もいる。彼女はソロも取らず、ほとんどなんの
ためにいたか分からなかったが。ともあれ、そのセッションは時間がない関係
で縮められた感じのパフォーマンス。その光景を見るだけでも興味深いながら
、演奏のほうは中途半端で、やるほうにとっても見るほうにとっても消化不良
なものではなかったか。時間など気にせずミュージシャンに伸び伸びとやらせ
たら、何かが生まれたかどうかは知らないが、こりゃあ面白いという局面はも
っといろいろと生まれたはず。もったいなさすぎる。で、無理やり20分強ぐ
らいの尺にして、10時40分ぐらいに終了した。
になっていてアタマから見ようと思っていたのに。テレンス・ブランチャード
の終わりから見る。ブランチャートは例のベニン出身のギタリスト(2002
年7月3日)を依然として抱える。続いて、ヴァイブラフォンの大御所ゲイリ
ー・バートンのグループ。けっこう確かな、真面目そうな風体のギタリスト(
ジュリアン・レイジ)はまだ17歳とか。そこここに風があるジャズ……、好意
的に書こうとするとそう記せるかな。そして、マーカス・ミラー(2001年
6月14日、2003年8月19日)のグループ。まったくもってこれまで通り
。新曲の1部は興味ひかれたが。マーカスはバスクラがうまくなっているナ。
時間的にはだいぶおしていて、これで昼の部がお終い。
夜の部の目玉は、興味深い編成で話題だったハービー・ハンコックのヘッド
ハンターズ05。あちらではジョン・メイヤーもギタリストとしてメンバーに入
った編成で回り、今年のボナルーにも出ている。日本公演はメイヤーの名はな
いが、馴染みのワー・ワー・ワトソンが入ってのもの。後はマーカス・ミラー
やテリ・リン・キャリントン、前出ブランチャード・バンドのリオーネル・ル
エケ、そして一管でロイ・ハーグローヴ(2003年2月18日、9月21日
)。そんな面子で、ハンコックの豪華ポップ・シンガーと組んだ新作『ポシヴ
ィリティーズ』収録のラテン曲「サフィアトゥ」以外はもろに73〜76年の曲を
やる。ヘッドハンターズというと、98年に新作を出して日本にもやってきたこ
とがあったけど、あんなのとは比較にならないほどいい感じの、質量感とヴァ
ージョン・アップ感があるパフォーマンス。けっこう、うひひ。かなり、発汗
。が、最初から大幅に時間が押して始まった彼らの演奏は予定された曲を、最
低「カメレオン」ははしょっていた。うえーん、もっと聞きたかった。
で、休憩を入れて(このとき、すでに10時を回り、終了予定時間になってい
た)、セッション。ステージ上にはすごい数の奏者がいたな。その木曜日のリ
ハを見た人から「マーカス・ミラーの横でビル・ラズウェルが楽しそうに弾い
ているのを見て、これはもう絶対に見れない光景だなと思った次第」というメ
ールが来ていたが、なるほどおラズウェルとマーカスが一緒にベースを弾いて
いる。マテリアル、テレンス・ブランチャード・バンド、マーカス・ミラー・
バンド、もちろんヘッドハンターズの面々などいろいろ。くわえて、ゲイリー
・バートンもいれば、山中千尋もいる。彼女はソロも取らず、ほとんどなんの
ためにいたか分からなかったが。ともあれ、そのセッションは時間がない関係
で縮められた感じのパフォーマンス。その光景を見るだけでも興味深いながら
、演奏のほうは中途半端で、やるほうにとっても見るほうにとっても消化不良
なものではなかったか。時間など気にせずミュージシャンに伸び伸びとやらせ
たら、何かが生まれたかどうかは知らないが、こりゃあ面白いという局面はも
っといろいろと生まれたはず。もったいなさすぎる。で、無理やり20分強ぐ
らいの尺にして、10時40分ぐらいに終了した。
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