パウラ・モレレンバウム・ウィズ・ジャキス・モレレンバウム
2005年7月24日 南青山・ブルーノート東京、セカンド。アントニオ・カルロス・ジョビンの
息子(カルテート・ジョビン・モレレンボウム)や坂本龍一との関わりで知ら
れるブラジル人夫妻が出演。もちろん、チェロ奏者である旦那のほうはなんと
言ってもカエターノ・ヴェローゾ(2005年5月23日)に欠かせぬ協調者ですね。
最初の4、5曲はパウラ(変なフリをつけて歌う)と、キーボード(いわゆ
るキーボード音から、ストリングスや管楽器音を出すだけでなく、きっちりベ
ース音も担当)、ギター(ずっとエレクリトリック・ギターを弾くが、生ギタ
ー音が出てくる場合も)、ドラムという編成でやる。
そして、ジャキスが出て来るのだが、まずステージに上がってすぐに女房に
キスする。基本アルコ弾きでサウンドに、官能性や滑らかや奥行きや、広がり
を与える。当たり前といえば当たり前だが、さすが。1曲はパウラ抜きで、イ
ンストゥメンタルでやったりも。
ありゃあと思わせられたのは、けっこうな有名曲をやっていたこと。ブラジ
リアン・ソングの夕べ、みたいな感じで。ときに、プリセット音なども用い、
多少コンテンポラリーなほうにも振らんとする意思がほんのり伺わせつつ。
ステージを降りるときも、旦那は女房にさっと手を差し出したりして、本当
に恐妻家なのだナというのがよく分かる。パウラは多大な印象を残す歌い手で
はなかったけど、とても気持ちを込めてパフォーマンスしていたのは間違いな
い。それから、やっぱり普通のジャズやポップの公演では感じえない、寛げる
何かがあったことも……。
息子(カルテート・ジョビン・モレレンボウム)や坂本龍一との関わりで知ら
れるブラジル人夫妻が出演。もちろん、チェロ奏者である旦那のほうはなんと
言ってもカエターノ・ヴェローゾ(2005年5月23日)に欠かせぬ協調者ですね。
最初の4、5曲はパウラ(変なフリをつけて歌う)と、キーボード(いわゆ
るキーボード音から、ストリングスや管楽器音を出すだけでなく、きっちりベ
ース音も担当)、ギター(ずっとエレクリトリック・ギターを弾くが、生ギタ
ー音が出てくる場合も)、ドラムという編成でやる。
そして、ジャキスが出て来るのだが、まずステージに上がってすぐに女房に
キスする。基本アルコ弾きでサウンドに、官能性や滑らかや奥行きや、広がり
を与える。当たり前といえば当たり前だが、さすが。1曲はパウラ抜きで、イ
ンストゥメンタルでやったりも。
ありゃあと思わせられたのは、けっこうな有名曲をやっていたこと。ブラジ
リアン・ソングの夕べ、みたいな感じで。ときに、プリセット音なども用い、
多少コンテンポラリーなほうにも振らんとする意思がほんのり伺わせつつ。
ステージを降りるときも、旦那は女房にさっと手を差し出したりして、本当
に恐妻家なのだナというのがよく分かる。パウラは多大な印象を残す歌い手で
はなかったけど、とても気持ちを込めてパフォーマンスしていたのは間違いな
い。それから、やっぱり普通のジャズやポップの公演では感じえない、寛げる
何かがあったことも……。
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