ヒュー・マセケラ
2005年7月20日 南アフリカ出身の、ジャズにやられ世界に飛び出し、けっこう米国進出を果
たしてきたフリューゲル・ホーン奏者(1939年生まれ)。本人に加え、サック
ス、キーボード2人、6弦電気ベース、ドラム、パーカッションという編成に
て。みんな、アフリカの人達のよう。
やっていることはおおまかな書き方になるが、総じてはおおらかなアフリカ
ン・ポップ〜アフリカン・フュージョン。御大は不器用なフリューゲル・ホー
ンだけでなく、けっこう歌もダミ声で歌う。メンバーもときにみんなで声を出
す。その歌声の重なりは一発でいいナ、もっと聞かせてと頷かせるものであっ
た。
娯楽を求めつつ、随所から自分の故郷/独立を思う気持ちが溢れ出る。ぼく
はマセケラのことを大御所とも書きたくなるが、それはそういう部分で積み重
ねてきたことの大きさもあるんだろうなと肌で納得。とくに、ポップで感動的
なネルソン・マンデーラを讃える曲にはうきっとなりつつ、じいーん。“マン
デーラを家に、ソウェトに”というリフレインは一緒に歌えたりもしたけど、あ
れ誰の曲だったか? 不幸な成り立ちを持つ国の生まれでなかったら、彼はど
んな音楽人生を歩んでいたのか……、ステージに触れながらそんなこともほん
の少し思った。南青山・ブルーノート東京。セカンド。演奏時間はテンポがゆ
ったりとしてたり、けっこう語りを入れてたこともありたっぷり1時間半越え。
たしてきたフリューゲル・ホーン奏者(1939年生まれ)。本人に加え、サック
ス、キーボード2人、6弦電気ベース、ドラム、パーカッションという編成に
て。みんな、アフリカの人達のよう。
やっていることはおおまかな書き方になるが、総じてはおおらかなアフリカ
ン・ポップ〜アフリカン・フュージョン。御大は不器用なフリューゲル・ホー
ンだけでなく、けっこう歌もダミ声で歌う。メンバーもときにみんなで声を出
す。その歌声の重なりは一発でいいナ、もっと聞かせてと頷かせるものであっ
た。
娯楽を求めつつ、随所から自分の故郷/独立を思う気持ちが溢れ出る。ぼく
はマセケラのことを大御所とも書きたくなるが、それはそういう部分で積み重
ねてきたことの大きさもあるんだろうなと肌で納得。とくに、ポップで感動的
なネルソン・マンデーラを讃える曲にはうきっとなりつつ、じいーん。“マン
デーラを家に、ソウェトに”というリフレインは一緒に歌えたりもしたけど、あ
れ誰の曲だったか? 不幸な成り立ちを持つ国の生まれでなかったら、彼はど
んな音楽人生を歩んでいたのか……、ステージに触れながらそんなこともほん
の少し思った。南青山・ブルーノート東京。セカンド。演奏時間はテンポがゆ
ったりとしてたり、けっこう語りを入れてたこともありたっぷり1時間半越え。
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