リトル・バーリー
2005年6月6日 英国の新進ロック・トリオ。そのデビュー作はかつてのフリーやハンブル・
パイ(実際、彼らを参考にしたという。彼らの名前を出せないのもちょっとと
思うが、加えてオールドスクールのUS東海岸ヒップホップ云々という、まっ
たく見当違いな例を引き合いに出している日本盤解説はあんまり)に代表され
るようなR&B濃度の高いロックをけれん味なく出していて、ここのところの
英国勢のなかではトップ・クラスに実演に触れたかった連中だった。
原宿・アストロホール。なるほど、メンバーが出てきてグループ名を了解。
ギター/ヴォーカルのバーリー・キャドガンが痩せてて小柄なんだもの。一方
、ドラマーくんは太っちょで“内山く〜ん”と声が客から飛んで、場内爆笑。
パフォーマンスは、ちょっと音質が素人臭かったアルバムとほぼ同じ。まあ、
逆に言うと普段の姿をそのまま商品にしたといも言えるか。曲の盛り上げ方と
か客との接し方とか、垢抜けないというか普通すぎるところもあったが、とに
かくちゃんと曲が作れる“旧型”であることが嬉しいロック・バンドであるの
は間違いない。やっぱり、応援したいな。
翌日、取材したのだが、テーブルの上には二日酔い用飲み薬や液体ビタミン
剤が。うち、二人は二日酔い。一番ルックスのいいベースくんはもうダウン寸
前で、本当にほんとうに取材するのが可哀相だった。だって、酷い二日酔いは
とても辛いし、マジ何もしたくないもの。それは、俺が一番よく理解できる。
本当はプロ意識に欠けると思うべきなのかもしれないが、それなりに受けた初
日本公演の晩に飲みたくなる気持ちは良く分かる。それに、ぼくだって二日酔
いでインタヴュワーを務めることもあるし。さすがに重度のときは過去2度し
かないが(終わったとたん、トイレにかけこんだりして……)。でも、そうい
うときの取材のほうが研ぎ澄まされた、いい取材になったりもする。ぼく、ピ
ンチに強いかもしれない。なお、バンド名は、バーリーさんの子供のころの愛
称を用いたもので、今の見てくれから来たものではないよ、とのこと。彼ら、
今年のサマソニでまたやってきます。
パイ(実際、彼らを参考にしたという。彼らの名前を出せないのもちょっとと
思うが、加えてオールドスクールのUS東海岸ヒップホップ云々という、まっ
たく見当違いな例を引き合いに出している日本盤解説はあんまり)に代表され
るようなR&B濃度の高いロックをけれん味なく出していて、ここのところの
英国勢のなかではトップ・クラスに実演に触れたかった連中だった。
原宿・アストロホール。なるほど、メンバーが出てきてグループ名を了解。
ギター/ヴォーカルのバーリー・キャドガンが痩せてて小柄なんだもの。一方
、ドラマーくんは太っちょで“内山く〜ん”と声が客から飛んで、場内爆笑。
パフォーマンスは、ちょっと音質が素人臭かったアルバムとほぼ同じ。まあ、
逆に言うと普段の姿をそのまま商品にしたといも言えるか。曲の盛り上げ方と
か客との接し方とか、垢抜けないというか普通すぎるところもあったが、とに
かくちゃんと曲が作れる“旧型”であることが嬉しいロック・バンドであるの
は間違いない。やっぱり、応援したいな。
翌日、取材したのだが、テーブルの上には二日酔い用飲み薬や液体ビタミン
剤が。うち、二人は二日酔い。一番ルックスのいいベースくんはもうダウン寸
前で、本当にほんとうに取材するのが可哀相だった。だって、酷い二日酔いは
とても辛いし、マジ何もしたくないもの。それは、俺が一番よく理解できる。
本当はプロ意識に欠けると思うべきなのかもしれないが、それなりに受けた初
日本公演の晩に飲みたくなる気持ちは良く分かる。それに、ぼくだって二日酔
いでインタヴュワーを務めることもあるし。さすがに重度のときは過去2度し
かないが(終わったとたん、トイレにかけこんだりして……)。でも、そうい
うときの取材のほうが研ぎ澄まされた、いい取材になったりもする。ぼく、ピ
ンチに強いかもしれない。なお、バンド名は、バーリーさんの子供のころの愛
称を用いたもので、今の見てくれから来たものではないよ、とのこと。彼ら、
今年のサマソニでまたやってきます。
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