とっても女性ファンが多い(と思われる)ドラマーとヴァイオリニストが
主催するセッション(両者ともにこのコーナーにはいろいろと出てくるが、
二人が重なったギグで過去触れているのは、2004年1月16日と2005年2月15
日)。そこにROVOの映像をやっている美形のハルカさん(一回、合コン
やろうよと言って無視された:苦笑)が全面的に重なり、他のプレイヤーは
日替わりで……という3日間に渡る出し物。初日となるこの日は、そこに勝
井人脈のギターの鬼怒無月と沼澤人脈のキーボードの森俊之が加わってのも
の。

 1時間20分、途切れのないインプロ・ギグ。基本的には鬼怒と勝井がモチ
ーフを出し、それに残りの二人が合わせ、発展/展開の種を与えていくとい
う感じの演奏か。森は相当に才覚にあふれた人だと思うが、ここではニコニ
コと“受け役”に徹する。汚れ役をいとわない名ディフェンシヴ・ハーフ、
な〜んて。人間、できているなあ。彼、シンセとエレピを片手づつ弾いてい
ることが多かったが中盤後半にて両手ともにエレピを弾いたときはザ・クル
セイダーズ1作目の「ストップ&バック・ダンス」での印象深いジョー・サ
ンプルのフレーズを非常に想起させる場面あり。そのときの、沼澤のバスド
ラは同グループのスティックス・フーパー(ベース奏者がいらないと思わせ
るぐらい異常にバスドラをドスドス鳴らすドラマーでした)みたいだった。
って、この前、彼らを見なきゃ(2004年3月8日)そんなこと思い出さなか
ったかもしれないが。そういやあ、この日のバスドラはボティ・ソニックの
ように響いていてたな。

 赤レンガ倉庫のモーション・ブルー、セカンド。なお、同所はこの4月で
4年目に突入。開店3周年を記念して、通路やバーに過去出演者の写真がい
ろいろ飾ってあった。

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