リサ・ローブ

2005年1月19日
 渋谷・クラブクアトロ。眼鏡がトレイド・マークの、オルタナ・ロック時代
の普遍的自作自演派歌手表現を聞かせますという感じで90年代中期にゲフィン
からデビューした米国西海岸の女性シンガー・ソング・ライター。サポート・
ギタリストを従えての、生ギター弾き語りのパフォーマンス。デビューしてそ
んなにたってないころ同じクアトロで見た記憶があるが、そのときはどんな編
成だったっけか。全然、覚えてなーい。観客にかなり女性の多いコンサート。
途中、彼女は大好きだったザ・ポリスの話をしたあと、ザ・ポリス曲を歌った
りも。また、終演後にはXTCが流されもし、彼女の根にあるのはニュー・ウ
ェイヴなのかな。それに憧れてギターを弾きながら自分の歌を歌ったら、こー
なった、みたいな。横に立つギタリストはこの前のアクアラングのサポート・
ギター奏者と比較すると、ロックだけしか(しかも、少し時代遅れな)知らな
い視野の狭いプレイヤーといった感じで少し興ざめ。その彼、とっても甲高い
声でハモるのも気持ち悪い。リサ・ローブの声が低めなので、余計に目立つん
だよなあ。

 終わったあと誘われて楽屋に行ったら、彼女がヒラヒラしたミニ・スカート
を履いていてびっくり。天真爛漫そうでした。その後、流れた飲み屋で、彼女
の前彼はなんとフランク・ザッパの息子のディージルであったと知人から聞か
され、またまたびっくり。で、実際数年前にローブはディージル・ザッパを伴
い来日公演を行ったこともあったそうだ。そんなの、全然知りませんでした。

コメント