ワイヤー

2004年2月29日
 なんか、終わったあと、皆ニコニコしていたギグ。

 自分たちが傾倒したパンク/ニュー・ウェイヴ・ムーヴメ
ントはやはり確かなものだったという、ポジティヴな気持ち
を与えてくれたのからかなー。いい実演でした。キレと心意
気とコクと、口ではなかなか表せえないニュー・ウェイヴ的
な美意識がナチュラルに交錯しあっていて。決して過去のも
のではなく、今のイナセなギター・ロックとして響いていた
し。いまだ痩身のおじさんたちの風情も良かったし。

 広がりある効果音的音楽を15分ぐらい流した後に出てきて
サクっとやって、アンコールも2回。でも、演奏してからア
ンコール終了まで、50分にも満たなかったかも。でも、それ
できっちり語り尽くしていたから、問題なくOK。そんな彼
らの前に、フュー(やっぱ、ぼくは苦手ですね)のビッグ・
ピクチャーとメルト・バナナがそれぞれ出てきて好演。それ
も、ワイヤーというバンドの価値を物語っていたと言えるか
。渋谷・クラブクアトロ。

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